性感染症の症状・原因・検査方法まとめ

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性感染症には、さまざまな病名があり、症状も異なります。

「性感染症の症状はどのような感じ?」
「感染の有無はどうやって判断されるの?」
このように、悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

そこで本記事では、個々の性感染症の症状・原因・検査方法までをご紹介します。
性感染症の診療ができるクリニックもご紹介するため、本記事でお伝えする症状に該当する方は、ぜひ参考にしてください。


※情報提供元:CLINIC FOR、GOETHE

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荻野 豪俊

ディレクター歴9年・ライター歴2年。情報をまとめることに情熱と脂肪を燃やしています。

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性感染症とは?

性感染症とは、主に性交渉を通じて感染が広がる感染症のことです。

主な感染症の種類としては、梅毒・淋病・クラミジア・ヘルペスなどがあります。

性感染症は、性的接触や体液や粘膜の接触により感染し、性器・尿道・口などから症状が現れるのが一般的です。

男性・女性共通の症状

性感染症の症状の多くは、男性と女性で共通しており、性器周辺・喉・口に発症するケースが大半です。

この章では、男性と女性に共通する、具体的な性感染症の症状をご紹介します。

排尿時の痛み、違和感

性感染症の代表的な症状として、排尿時の痛みや違和感があります。

痛みや違和感が生じやすいのは、排尿時や性行為の最中などです。
痛みが生じた後に、数日間にわたって長期的に痛みが継続することもあります。

排尿時に痛みや違和感がある場合、疑うべき性感染症が以下です。

排尿時の痛み、違和感がある場合に疑われる性感染症

  • クラミジア
  • トリコモナス
  • マイコプラズマ・ウレアプラズマ
  • カンジダ
  • 淋病

性器から膿

排尿時の痛みに加えて、性器から膿が出てくる症状もあります。

膿の色や形状にはさまざまな種類があります。

また、痛みを伴うものなど、その特徴もさまざまです。
性感染症の種類や重症度によって、膿の種類も異なります。

性器から膿が出てきたら、以下の性感染症が考えられます。

性器から膿が出た場合に疑われる性感染症

  • クラミジア
  • トリコモナス
  • カンジダ
  • マイコプラズマ・ウレアプラズマ
  • 淋病

性器の周辺が臭う

性感染症を発症すると性器周辺に臭いが発生することもあります。

「臭い」「ふだんと異なる匂いが下半身からする」という場合は、性感染症が疑われます。

性器の周辺が臭う場合、以下の性感染症に感染している恐れがあります。

性器の周辺が臭う場合に疑われる性感染症

  • クラミジア
  • 性器ヘルペス
  • トリコモナス
  • カンジダ
  • マイコプラズマ・ウレアプラズマ
  • 梅毒
  • 淋病

性器周辺・口のまわりに水ぶくれ、ただれ

性器や口の周辺に水ぶくれやただれを発症する恐れもあります。

感染した菌の種類や症状の程度によっては、痛みを伴うこともあります。

また、気がつかない間にできていることも珍しくありません。

水ぶくれやただれができた場合、以下の性感染症が疑われます。

性器周辺・口のまわりに水ぶくれ、ただれがある場合に疑われる性感染症

  • 性器ヘルペス
  • 梅毒
  • カンジダ

性器が腫れている

性感染症の症状として、性器が腫れることもあります。

腫れ方は感染症の種類や症状の程度によって異なり、腫れている部分が赤くなったり、痛みを伴ったりすることもあります。

腫れが生じるタイミングも、性行為が終わった後や免疫が弱ったときなどさまざまです。

このような症状が出ると、以下の性感染症に感染している恐れがあります。

性器が腫れている場合に疑われる性感染症

  • クラミジア
  • 性器ヘルペス
  • トリコモナス
  • 梅毒
  • マイコプラズマ・ウレアプラズマ
  • カンジダ
  • 淋病

身体にブツブツ(皮疹・発疹)

性感染症の症状として、身体にブツブツした皮疹・発疹が生じることもあります。

皮疹・発疹の種類・大きさはさまざまです。

ヒリヒリとした痛みを伴う場合や痒みを感じる場合など、感染症の種類によって異なります。

身体にブツブツができた場合、以下の性感染症が疑われます。

身体にブツブツができた場合に疑われる性感染症

  • 梅毒
  • HIV(エイズ)

全身の斑点や円形のアザ

身体をどこかにぶつけたわけでもないのに、斑点やアザができている場合は、性感染症への感染が考えられます。

特に全身にあざができている場合や、数日経過してもあざがまったく治まらない場合には、感染症の影響によるあざの可能性が高いです。

斑点やアザを発症する、性感染症が以下のとおりです。

全身に斑点や円形のアザができた場合に疑われる性感染症

  • 梅毒
  • HIV(エイズ)

急な発熱、熱が続く

性感染症により、発熱することもあります。

風邪やインフルエンザなどの疫病と勘違いしがちです。

性感染症による発熱ならではの特徴がいくつかあるため、把握しておくとよいでしょう。

急に高熱が出るときや風邪薬を飲んでも効かないとき、内科を受診したものの「風邪ではない」と診断されたときなど、以下の性感染症が疑われます。

急な発熱などの場合に疑われる性感染症

  • クラミジア
  • トリコモナス
  • マイコプラズマ・ウレアプラズマ
  • カンジダ
  • 梅毒
  • B型・C型肝炎
  • HIV
  • 淋病

喉の痛みや腫れ

喉の痛みや腫れも、性感染症によくみられる症状の一つです。

風邪と混同しないように抑えておきたい性感染症ならではの特徴としては、風邪薬が効かないことや喉の腫れが数日経過しても治まらないことなどがあげられます。

また、状況として性行為の後から喉が痛み出した場合にも性感染症が原因である可能性が高いと考えられます。

喉の痛みや腫れを引き起こす、性感染症は以下のとおりです。

喉の痛みや腫れがある場合に疑われる性感染症

  • 口唇ヘルペス
  • 咽頭クラミジア
  • マイコプラズマ・ウレアプラズマ
  • カンジダ
  • 梅毒
  • 咽頭淋病

性器や肛門の付近にイボができる

性感染症によってイボができることもあります。

イボを見ただけでは、性感染症かどうかの判断はしにくいですが、男性の場合は性器の亀頭の先端部分・状溝・肛門のイボは性感染症の可能性が疑われます。

女性の場合、性感染症によるイボができやすいのは膣内部・膣入り口・肛門です。

イボを発症する性感染症は、少ないですが、以下の2つが考えられます。

性器や肛門の付近にイボができた場合に疑われる性感染症

  • 尖圭コンジローマ
  • 梅毒

太もも付け根あたりのリンパ節が腫れる

太ももの付け根あたりのリンパ節が腫れる性感染症もあります。

症状によっては、腫れるだけでなくしこりができることもあります。

太もも付け根あたりのリンパ節が腫れたときに考えられる性感染症は、以下のとおりです。

太もも付け根あたりのリンパ節が腫れる場合に疑われる性感染症

  • 性器ヘルペス
  • 梅毒

性器、肛門、唇などに、痛みをともなわないしこりや腫れがある

性感染症によって、性器・肛門・唇などにしこりや腫れが生じることがあります。

痛みが生じない場合であっても、感染症を発症していることにはかわりありません。

むしろ、痛みがないからこそ、発見が遅れてしまったり、そのまま放置してしまったりしがちであるため、注意しましょう。

痛みがないしこりや、腫れがある場合、以下の感染症の恐れがあります。

性器、肛門、唇などに、痛みをともなわないしこりや腫れがある場合に疑われる性感染症

  • 梅毒(1期)

全身に赤茶色のできものや発疹ができる

斑点でもない、アザでもない、赤茶色のできものや発疹ができる症状もあります。

全身に赤茶色のできものができる、発疹が現れるなどの症状が出た場合、以下の感染症の恐れがあります。

全身に赤茶色のできものや発疹ができる場合に疑われる性感染症

  • 梅毒(2期)

黄疸(身体や白目が黄色くなる症状)が出て、吐き気や食欲不振、全身倦怠感、発熱などが続く

吐き気や食欲不振など、性感染症には、単なる体調不良に思えるような症状も存在します。

  • 外見上が黄色くなる
  • ストレスが溜まっているわけではないのに吐き気がする
  • 食道や胃など消化器に病気はないが食欲が湧かない
  • 睡眠時間をしっかり取っても全身が怠い
  • 市販薬で発熱が治まらない

この場合、疑われる性感染症は、B型・C型肝炎です。

発熱、咽頭炎、下痢、リンパ節の腫れ、倦怠感などの症状が1ヶ月以上続く

このような症状は風邪を引いたときに、よく起こりますが、症状が長期間継続する場合、性感染症かもしれません。

  • 38度以上の高熱が続く
  • 喉の痛みが治まらない
  • 風邪ではないがお腹の調子が悪い
  • リンパ節が腫れているが、性器ヘルペスと梅毒は陰性だった

1ヶ月以上続く場合、考えられる性感染症はHIV(エイズ)です。

男性の症状

本章では、男性特有の性感染症の症状をご紹介します。

基本的に性感染症の症状は、男女共通ですが、性器に発症する症状には、やや違いがあります。

睾丸が腫れて痛む

性感染症の原因菌やウイルスが睾丸に感染し、睾丸が腫れて痛むのは、男性特有の症状です。

睾丸が腫れて痛む症状が出た場合、クラミジアや淋病などへの感染が考えられます。

また、尿道から睾丸へ炎症が拡大する危険性もあるため、尿道炎を発症する性感染症に感染した場合にも注意が必要です。

亀頭が赤くなりかゆみがある

亀頭包皮炎という男性のみが感染する性感染症によって、亀頭が赤くなり、かゆみを発症します。

亀頭包皮炎は、クラミジアや淋病、カンジダなどの合併症として、症状が出るケースもあります。

このような症状は、亀頭や包皮にできた小さな傷から菌やウイルスが感染して発症するため、セックスやオナニーの際に亀頭を傷つけないように注意が必要です。

女性の症状

女性の場合、おりものが出たり、男性より症状が強く出たりする傾向があります。

そのため、男性と比較すると、女性特有の性感染症の症状は多いです。

本章では、女性特有の症状をご紹介します。

おりものの異常(量・色・臭い)

おりものの異常は、女性特有の性感染症の代表的な症状の一つです。

おりものの量が増えたり、ふだんとおりものの色が異なっていたり、おりものから異臭が生じたりするなど、何かしらの異変が生じた際には、性感染症の症状である可能性が考えられます。

おりものに異常が発生した場合、考えられる性感染症は、以下のとおりです。

おりものに異常が発生した場合に疑われる性感染症

  • カンジダ
  • クラミジア
  • トリコモナス
  • マイコプラズマ・ウレアプラズマ
  • 淋病

下腹部痛、性交時痛

性感染症の症状として、女性の場合は下腹部痛や成功時痛みが生じることがあります。

生理や排卵日以外に下腹部に痛みが生じたり、性行時に痛みがあったりするなどの異常を感じた場合には、性感染症が疑われます。

下腹部痛や性交時痛を発症する性感染症として、疑われるのは以下のとおりです。

下腹部痛や性交時痛を発症した場合に疑われる性感染症

  • クラミジア
  • トリコモナス
  • マイコプラズマ・ウレアプラズマ
  • 淋病

外陰部の激しいかゆみ・おりものの変化

性感染症の原因菌やウイルスが外陰部に感染し、激しいかゆみを感じたり、いつもと違うおりものが出たりも、女性特有の症状といえます。

症状によっては、外陰部に我慢できないほどの痒みを感じたり、ドロドロとしたおりものが出たりすることもあります。

このような場合、以下の性感染症が考えられます。

外陰部の激しいかゆみ・おりものの変化があった場合に疑われる性感染症

  • トリコモナス
  • カンジダ

発熱+下腹部痛

発熱に加えて、下腹部痛がある場合、PID(骨盤内炎症性疾患)の疑いがあります。

PIDとは、性感染症の原因菌やウイルスが、子宮や脇腹などに感染し、炎症を起こすことです。
最悪の場合、不妊の原因になるため、産婦人科でも検査を受けることをおすすめします。

その他に、発熱や下腹部痛を起こす性感染症は以下です。

発熱+下腹部痛があった場合に疑われる性感染症

  • クラミジア
  • 淋病

のどに腫れや痛みがあり、時に咳や熱が出る

女性の場合は、喉の腫れ・痛みを伴う咳や高熱を発症することがあります。

性感染症による咳や高熱は、当然ながら風邪と診断されることはありません。

喉の痛み・咳・かぜを引き起こすのは、以下の感染症です。

のどに腫れや痛みがあり、時に咳や熱が出る場合に疑われる性感染症

  • 咽頭クラミジア
  • 咽頭淋病

性感染症の症状・原因・検査方法

本章では、性感染症の病名別に、症状・原因・検査方法をご紹介します。

同じ性感染症でも、症状や感染部位が異なるケースもあるため、参考にしてください。

クラミジアの症状

クラミジアの症状は、男女で異なる部分があり、クラミジアの種類によっても変わります。

男性に起こる、クラミジアの症状は、以下のとおりです。

男性に起こるクラミジアの症状

  • 排尿時に違和感がある
  • 排尿時に性器に灼熱感がある
  • 性器から膿が出る

一方で、女性に起こるクラミジアの症状を、以下に記載します。

女性に起こるクラミジアの症状

  • おりものが増加する
  • 生理時以外に出血する
  • 下腹部に痛みを感じる
  • 性交時痛がある

主に、性器周辺に発症しますが、咽頭クラミジアやクラミジア性結膜炎により、喉や目の粘膜に発症する恐れもあります。

原因・感染経路

クラミジアを発症する原因は、クラミジア・トラコマチスという細菌への感染です。

クラミジア・トラコマチスは、人間の粘膜上でのみ増殖する細菌なため、パートナーとの性行為が感染経路となるケースが大半です。

人間の粘膜から離れると、感染力を失うため、お風呂やトイレなどで感染するリスクは低いとされています。

検査方法

クラミジアの検査方法には、抗原検査と抗体検査の2種類があり、結果が即日わかる検査から、2~3日かかるものの、精度が非常に高い検査まであります。

具体的には、クラミジアは以下の検査方法によって行われます。

  • 即日簡易検査
  • 精密検査
  • 即日精密検査
  • 検査キット

費用は検査キットのみ、3,000円前後で行うことができ、即日簡易検査・精密検査・即日精密検査は、自由診療の場合で1回1万円ほどで実施可能です。

性器ヘルペスの症状

性器ヘルペスは病名の通り、性器周辺に症状が現れる性感染症です。

男性の場合、ペニスに水ぶくれや痛みをともなう潰瘍ができたり、排尿時にはペニスに痛みを感じたりします。

女性も、症状は男性と同様ですが、女性のほうが重症化するリスクが高いとされており、最悪の場合、性器の痛みで歩行が困難になったり、排尿ができなくなったりする恐れがあります。

原因・感染経路

性器ヘルペスを発症する原因は、単純ヘルペスウイルス(HSV)への感染です。

単純ヘルペスウイルスは1型と2型の2種類があり、性器ヘルペスを発症させるのは、主に単純ヘルペスウイルス2型です。

感染経路は、ほぼ例外なく性器ですが、単純ヘルペスウイルスは感染力が非常に強いため、単純ヘルペスウイルスが付着した物品からも、感染するといわれています。

検査方法

性器ヘルペスの検査方法は、以下の2種類に分かれます。

  • 患部から浸出液を採取する抗原検査
  • 血液検査による抗体検査

保険診療の場合、費用は2,500~3,000円ほどです。

症状が出ていない場合は、自由診療になるケースが大半ですが、自由診療の場合の費用は8,000~1万円が目安です。

トリコモナスの症状

トリコモナスとは、原虫(トリコモナス)に感染し、尿道などに炎症を起こす性感染症です。

膣トリコモナス・口腔トリコモナス・腸トリコモナスの3種類の病原体が知られていますが、この3種類の中で性感染症を引き起こすのは膣トリコモナスのみであるとされています。

膣トリコモナスによって発症する症状は、以下のとおりです。

  • 外陰部に強いかゆみを感じる
  • 異常なおりものが出る
  • 排尿時に痛みを感じる
  • 性行為時に痛みがある

女性のほうが発症しやすい膣トリコモナスですが、男性の尿道や陰茎包皮などにも、感染する恐れがあります。

男性の場合、尿道に違和感があったり、排尿時に痛みを感じたりと、主に性器に症状が出ます。

原因・感染経路

トリコモナスは原虫の寄生が原因の性感染症なため、主に性行為によって感染しますが、物品から感染するリスクも0ではありません。

物品からの感染は、非常に珍しいケースですが、性行為の経験がない方も感染する恐れがあります。

感染経路は、女性の場合は膣や子宮頚管、男性の場合は前立腺や精のうを介して感染します。

検査方法

トリコモナスの感染がある場合、以下の方法で検査が行われます。

  • 鏡検法
  • 培養法
  • DNA検査
  • 検査キット

上記の検査にかかる費用は、自由診療の場合で5,000~1万円ほどです。

マイコプラズマ・ウレアプラズマの症状

マイコプラズマ・ウレアプラズマは、最近名前を見ることが多くなってきた性感染症で、性器もしくは喉に発症します。

性器に感染した場合に、起こる症状は以下です。

  • 尿道に違和感がある
  • 排尿時に痛みを感じる
  • おりものが増加する(女性の場合)

喉に感染すると、以下の症状を引き起こします。

  • 喉に違和感がある
  • 咳が出やすくなる

原因・感染経路

マイコプラズマ・ウレアプラズマは、基本的には性行為が原因で感染します。

すでに、マイコプラズマ・ウレアプラズマに感染している方と、性行為を行うと、約30~50%の確率で感染するとされています。

感染経路は、ほぼ性行為です。

性器同士の接触はもちろん、オーラルセックスにより喉から性器へも感染するリスクもあります。

検査方法

マイコプラズマ・ウレアプラズマの検査は、男女ともに核酸増幅法(PCR法)で行われ、自由診療のみ対応しています。

性器の検査、喉の検査に関係なく、核酸増幅法(PCR法)で行われ、費用は自由診療で、約9,000円ほどです。

カンジダの症状

カンジダは、真菌(カビ)による性感染症です。
男女共通の症状をもつ口腔カンジダ症と男女によって症状の異なる性器に発症する感染症があります。

詳細は、以下のとおりです。

カンジダ症まとめ

病名

症状

口腔カンジダ症(男女)

  • 口腔に痛みを感じる
  • 味覚障害が出る

膣カンジダ症

  • デリケートゾーンに違和感・灼熱感がある
  • ヨーグルトのようなおりものが出る

陰茎カンジダ症

  • 亀頭や陰茎が腫れる
  • 亀頭や陰茎に違和感がある
  • 尿道が炎症する

カンジダは、女性に多く見られる症状ですが、男性も発症リスクがあることを覚えておきましょう。

原因・感染経路

カンジダの原因は、カンジダ属の真菌(カビ)への感染です。

カンジダ菌は、人体にもともと存在する常在菌なため、他人からうつされることは少なく、自己感染が大半です。

しかし、すでにカンジダに感染している方と性行為を行うことで、うつされる危険性が高くなるとされています。

さらに、産道を通して、新生児へ感染する恐れもあります。

検査方法

カンジダの検査方法には、以下の3種類があります。

  • 培養法
  • 鏡検法
  • PCR法

カンジダの検査は、保険適用のため、約2,000円で検査が受けられ、1週間ほどで検査結果がわかります。

もし、自由診療でカンジダの検査を受ける場合、費用の目安は6,000~1万円ほどです。

尖圭コンジローマの症状

尖圭コンジローマは、ヒトパピローマウイルス(HPV)が、皮膚や粘膜表面に感染して起こる性感染症で、症状は「性器に尖ったイボができる」のみです。

イボ以外の症状はないものの、イボができる箇所はさまざまです。

男性・女性が尖圭コンジローマを発症したときにイボができる箇所は、それぞれ以下のとおりです。

発祥時のイボができやすい箇所まとめ

性別

イボができやすい箇所

男性

  • 亀頭の先端
  • 陰嚢
  • 尿道
  • 肛門

女性

  • 大陰唇
  • 小陰唇
  • 膣前庭
  • 膣内部
  • 肛門

原因・感染経路

尖圭コンジローマの原因は、皮膚や粘膜にヒトパピローマウイルス(HPV)が感染することです。

ヒトパピローマウイルスは、性行為の際に皮膚の傷口や粘膜から侵入します。

また、物品から感染する接触感染の恐れもあり、産道を介して新生児に感染させてしまう、母子感染の危険性もあります。

ただし、ヒトパピローマウイルスは、潜伏期間が最大8ヶ月と非常に長いため、感染経路の特定が難しいとされるウイルスです。

検査方法

尖圭コンジローマの検査は、医師の目視によって行われるケースが大半です。

特徴的なイボができるため、視診で十分判断が可能であり、視診の場合は費用が発生しません。

ただ、HPVへの感染を検査する場合は、「綿棒で陰部もしくは膣を擦る」という方法があります。

保険診療の場合、3,000~4,000円ほど、自由診療の場合は1万円前後で検査を受けられます。

梅毒の症状

梅毒は、梅毒トレポネーマという細菌への感染によって起こる感染症です。

梅毒の症状には、第1期から第4期と進行していく特徴があり、少しずつ全身に発症します。

  • 第1期...性器・肛門・口などにできものを発症
  • 第2期...身体に赤い発疹
  • 第3期...全身で炎症が進行
  • 第4期...脳や心臓に病変が起こる

なお、第4期まで進行するのは、感染してから10年以上かかるといわれています。

原因・感染経路

梅毒の原因は、梅毒トレポネーマという細菌が、皮膚や粘膜を介して感染することです。

感染経路は、キスを含めた性行為が大半ですが、コップなどの食器の共有で感染することもあるとされています。

また、梅毒に感染している母親が、胎児に梅毒をうつしてしまう母子感染もあります。

検査方法

梅毒の検査は、血液検査によって行われるのが一般的です。

血液検査にあたり、以下2つの検査が実施されます。

  • 脂質抗原法(RPR)
  • TP抗原法(TPHA)

上記2つの検査結果から、梅毒への感染が判断されます。

梅毒の検査にかかる費用は、保険診療で5,000円前後、自由診療で1~2万前後が目安です。

A型肝炎・B型肝炎・C型肝炎・D型肝炎・E型肝炎の症状

肝炎は、A型とD型で、症状がやや異なり、B型・C型・E型肝炎は、A型肝炎と同じ症状です。

A型肝炎とD型肝炎の代表的な症状は、以下のとおりです。

代表的な症状まとめ

病名

症状

A型肝炎
B型肝炎
C型肝炎
E型肝炎

倦怠感
食欲不振
吐き気
濃色尿
黄疸(外見が黄色くなる)

D型肝炎

食欲不振
倦怠感
嘔吐
右季肋部痛
上腹部膨満感
濃色尿

原因・感染経路

A型肝炎~E型肝炎に感染するそれぞれの原因と感染経路は、以下のとおりです。

原因と感染経路まとめ

病名

感染の原因

感染経路

A型肝炎

A型肝炎ウイルスへの感染

A型肝炎ウイルスに汚染された水や食品

B型肝炎

B型肝炎ウイルスへの感染

感染者の血液や体液

C型肝炎

C型肝炎ウイルスへの感染

感染者の血液

D型肝炎

リボ核酸系ウイルスへの感染(B型肝炎と重複感染)

感染者の血液や体液

E型肝炎

E型肝炎ウイルスへの感染

E型肝炎ウイルスに汚染された水や食品

検査方法

A型肝炎~E型肝炎の検査は、基本的には血液検査が行われます。

血液を採取し、それぞれのウイルスへの感染の有無を判断する方法です。

それぞれ、費用の目安(自由診療)を、以下に記載します。

検査費用の目安(自由診療)

  • A型肝炎...9,000円前後
  • B型肝炎...1万5,000円前後
  • C型肝炎...9,000円前後
  • D型肝炎...1万5,000円前後
  • E型肝炎...9,000円前後

HIV(エイズ)の症状

HIV(エイズ)は、ヒト免疫不全ウイルスというウイルスに感染することであり、男女共通で以下の症状を引き起こします。

  • 発熱
  • リンパ節の腫れ
  • 咽頭炎
  • 筋肉痛
  • 頭痛
  • 下痢

大半のケースでは、数週間で症状が消えるうえに、風邪やインフルエンザと似た症状なため、気づかない方も多いです。

しかし、HIVは5~10年ほどの無症候期後に、エイズの発症に繋がる危険性もある、恐ろしい性感染症です。

原因・感染経路

HIVは、ヒト免疫不全ウイルスが、人体の細胞に感染することが原因で発症します。

感染経路は、3つあるとされています。

  • 性行為による感染
  • 血液感染
  • 母子感染

最も多い感染経路は、性行為による感染です。

HIVが含まれた精液や膣分泌液が、性器・肛門・口などの皮膚や粘膜を介して感染します。

検査方法

HIVの検査は、以下3つの方法があります。

  • 抗体有無を確認する血液検査
  • 一次と二次に分けて行う通常検査
  • 即日に結果がわかる即日検査

HIV検査を自由診療で受ける場合、かかる費用の目安は6,000円ほどです。

保健所なら、無料で、さらに匿名でHIVの検査を受けられます。

HPVの症状

HPV(ヒトパピローマウイルス)は、ローリスク型とハイリスク型があり、どちらに感染するかで症状は異なります。

たとえば、ローリスク型に感染した場合、尖圭コンジローマを発症しますが、ハイリスク型に感染すると、癌を発症する危険性もあります。

男性が、ハイリスク型のHPVに感染することで、発症する恐れのある癌は以下です。

  • 肛門癌
  • 陰茎癌
  • 中咽頭癌

一方で、女性がハイリスク型のHPVで、発症する危険性のある癌は以下に記載します。

  • 子宮頸癌
  • 膣癌

原因・感染経路

HPVに感染する原因は、主にHPV感染者との性行為です。

感染経路は、皮膚や粘膜であり、性行為時にHPV感染者の患部に接触することで、細胞に感染します。

多くの方が、一生に一度は感染するといわれているウイルスですが、大半のケースでは無症状で、自身の免疫機能によりウイルスは消滅していくとされています。

検査方法

HPVの検査は、以下2つの方法で行われます。

  • 細胞診検査
  • ヒトパピローマウイルス検査

この2つの検査を並行して行うことで、HPV感染の発覚率が、ほぼ100%になるとされています。

検査費用は、自由診療の場合で、9,000円前後が目安です。

HTLV-1の症状

HTLV-1は、ヒトT細胞白血病ウイルスへの感染により、以下の病気を引き起こす恐れがあります。

  • 成人T細胞性白血病
  • HTLV-1関連脊髄症
  • HTLV-1ぶどう膜炎

症状は、男女共通で以下です。

  • リンパ節や肝臓の腫れ
  • 赤い発疹
  • 発熱
  • 下痢
  • 足のもつれ
  • 頻尿
  • 排便障害
  • 目の充血
  • 視力の低下
  • 霧視

しかし、HTLV-1に感染しても、約95%の方は病気も発症せず、無症状といわれています。

原因・感染経路

HTLV-1(ヒトT細胞白血病ウイルス)に、感染する原因は、性行為などで体内にHTLV-1が侵入することです。

HTLV-1が含まれた血液や精液などへの接触が原因となり、大量に体内に侵入してきます。

そのように、主な感染経路は性行為ですが、母乳が感染経路となる母子感染もあります。

検査方法

HTLV-1の検査は、3つのステップで行われます。

  1. 一次検査
  2. 確認検査
  3. 核酸検出法

一次検査で陽性だった場合は、次の確認検査を実施し、確認検査で判定が保留だった場合のみ、核酸検出法で最終的な判定が出ます。

自由診療の場合、HTLV-1の検査に必要な費用は、6,000円が目安です。

毛じらみの症状

毛じらみは、ケジラミという原虫が体毛に寄生することで起こる性感染症です。

症状は男女共通で、以下があります。

  • 強いかゆみを感じる
  • 体毛に粒状の卵がある
  • 下着に黒いシミができる

ケジラミは陰部に寄生することが大半ですが、脇毛や胸毛など体毛がある箇所なら、どこにでも寄生する恐れがあります。

原因・感染経路

毛じらみの原因は、ケジラミが体毛に寄生することで、感染経路は、陰毛と陰毛が接触する性行為です。

ケジラミは体毛から離れると、長くは生きられないため、体毛の接触以外が感染経路になることは、ほぼありません。

ただし、ケジラミは体毛から体毛へうつっていくため、性行為時に、毛じらみ感染者の頭髪などに接触するだけでも感染します。

検査方法

毛じらみの検査は、医師による目視が一般的で、以下2つのステップで行われます。

  1. ケジラミの寄生が疑われる体毛を調べる
  2. ケジラミと思われる物体を見つけたらスライドガラスに乗せて顕微鏡で確認する

自由診療の場合は、1万円前後で、毛じらみの検査が可能です。

淋病の症状

淋病は、淋菌への感染による性感染症です。

淋病には、淋菌性尿道炎・咽頭淋菌・淋菌性結膜炎の3種類に加え、女性のみが感染する淋菌性子宮頸管炎があります。

それぞれの症状は、以下のとおりです。

病名

症状

淋菌性尿道炎

  • 排尿時に痛みを感じる
  • 尿道に違和感がある

咽頭淋菌

  • 喉が腫れ、痛みを感じる
  • 喉に灼熱感がある

淋菌性結膜炎

  • 目が腫れる
  • 目から膿が出る

淋菌性子宮頸管炎

  • 普段と違ったおりものが出る
  • 下腹部に痛みがある
  • かゆみを感じる

同じ「淋病」でも、症状がそれぞれ異なるため、混同しないように注意しましょう。

原因・感染経路

淋病は、淋菌が尿道・喉・目などに感染することが原因で発症します。

感染経路は、性行為時に、患部へ接触することが大半で、お風呂やトイレで感染する確率は低いとされています。

検査方法

淋病の検査方法には、以下5つの種類があり、感染部位に合わせて選定されます。

  • Taqman PCR法
  • TMA法
  • SDA法
  • IDEIA PCEChlamydia法
  • Real time PCR 法

検査費用は、自由診療で7,000~9,000円が相場といわれています。

疥癬(かいじん)の症状

疥癬は、ヒゼンダニというダニの一種が皮膚に感染して起こる性感染症で、通常疥癬と角化型疥癬の2種類に分かれます。

いずれも症状は男女共通であり、通常疥癬の場合は、以下の症状が現れます。

  • 皮膚表面が盛り上がる
  • しこりのようなものができる

一方の、角化型疥癬には、角質増殖の症状が出ます。

原因・感染経路

疥癬は、ヒゼンダニへの感染が原因で発症します。

直接的な感染経路は、人の肌ですが、衣類などが、間接的な感染経路となり、感染する恐れもあります。

たとえば通常疥癬の場合、人の肌同士が長時間接触することで感染しやすいものの、短時間の接触では感染しにくいです。

角化型疥癬の場合は、肌が短時間接触するだけでも、感染しやすいといわれています。

検査方法

疥癬の検査は、以下の2つがあります。

  • 顕微鏡検査
  • ダーモスコピー検査

いずれも、ヒゼンダニの存在を確認する検査です。

自由診療で疥癬の検査にかかる、おおよその費用は3,000~5,000円です。

何科を受診したら良いか

性感染症が疑われる場合、基本的には性病を専門とする、性感染症内科を受診しますが、性別や症状によって、受診すべき科が異なるケースもあります。

たとえば、尿道に症状がある場合は、泌尿器科を受診します。
男性しか受診できないイメージがある泌尿器科ですが、尿道や膀胱(ぼうこう)に症状があれば、女性も受診可能です。

また、女性が膣カンジダ症を発症した場合は、産婦人科の受診をおすすめします。

そのように男性か、女性かや、症状によって受診すべき科は異なりますが、迷う場合は、性感染症内科を受診すれば間違いはないはずです。

保険診療になるパターン

性感染症が保険診療になるパターンは、すでに症状が出ているか、感染の疑いが強いと医師が判断した場合のみです。

たとえば、「症状は出ていないが心配だから」や「何となく検査を受けておきたい」という理由では、保険診療にはなりません。

症状が出ている場合、大半の性感染症は、保険診療で検査・治療が行えます。

ただし、ほんの一部ながら、症状が出ていたり、パートナーが感染したりしていても、保険診療とならない性感染症もあります。

保険診療とならない理由は、日本ではまだ馴染みがないからなどです。

たとえば、マイコプラズマ・ウレアプラズマが、日本で名前を見ることが多くなったのは、2012年以降です。

2012年以前は、外国に比べて、日本では馴染みのない性感染症でした。

そのように、最近になってようやく日本でも浸透してきた性感染症は、保険診療とならないケースも少なくありません。

性感染症の診療ができるクリニック一覧

性感染症の診察を行なっているクリニックをまとめました。

クリニック名 CLINIC FOR [PR]GOETHE[PR]あおぞらクリニックプライベートケアクリニック東京
ポイント お薬は最短翌日到着
初診からオンライン診療OK!
対面診療しているクリニックで安心
お薬は最短当日発送、翌日着でお届けも可能!
当クリニック在籍の専門医と直接話せるから安心
発送元や内容物記載などクリニックからと分からないよう配慮いたします
検査キットやお薬は当日または翌日発送!
ビデオ通話にて医師が診察
必要に応じて検査キットやお薬をご自宅に郵送
アプリのインストール不要
検査キットやお薬はご自宅ポストへ投函
オンライン診療後、当日または翌日発送(追跡可能なお届け方法で発送いたします。)
診療メニュー例 カンジダ(男性)
・外用薬:8,000円
・オプション:痒み止め外用薬:2,000円

カンジダ(女性)
・膣症状:膣内挿入薬6日分:8,000円
・膣症状:外用薬8,000円
・オプション:痒み止め外用薬:2,000円
クラミジア
・8,250円

カンジダ
・8,250円
カンジダ
検査:8,800円

検査部位
・男性:尿道、皮膚
・女性:膣、皮膚
7項目検査
クラミジア(性器)、淋菌(性器)、HIV、梅毒、B型肝炎、クラミジア(のど)、淋菌(のど)
・19,800円

検査物
・男性:尿、血液、うがい液
・女性:膣ぬぐい液、血液、うがい液

結果は2〜3日後(WEB確認可)
月あたりの最安値(目安) 8,000円〜
※男性向け外用薬、女性向け膣症状に用いる膣内挿入薬6日分・外用薬
8,250円8,800円〜
※検査部位
男性:尿道、皮膚
女性:膣、皮膚
19,800円
※7項目検査
クラミジア(性器)、淋菌(性器)、HIV、梅毒、B型肝炎、クラミジア(のど)、淋菌(のど)
治療方法 内服薬・外用薬・膣坐剤・外用薬(塗り薬)内服薬・外用薬内服薬内服薬
処方薬 内服薬
・ジスロマック後発品
・クラビット後発品
・バルトレックス後発品
・フラジール内服錠
・グレースビット後発品
・アモキシシリン
・ビブラマイシン
外用薬
・オキナゾールクリーム
・オイラックスクリーム
・アズノール軟膏
膣坐剤
・オキナゾール膣錠
対応可能な性病 ・亀頭包皮炎
・クラミジア
・カンジダ
・淋病
・マイコプラズマ
・ウレアプラズマ
・トリコモナス
・ヘルペス
検査キット
・性病検査キット(2項目):クラミジア、淋病(喉or尿)
・性病検査キット(7項目)男性用:クラミジア(尿)、クラミジア(のど)、淋病(尿)、淋病(のど)、HIV、梅毒、B型肝炎
・性病検査キット(8項目)女性用:淋病、クラミジア、咽頭淋病、咽頭クラミジア、カンジダ、トリコモナス、HIV、梅毒
対応可能な性病
・クラミジア
・淋病
・マイコプラズマ
・ウレアプラズマ
・トリコモナス
・カンジダ
・一般細菌
・HPV(高リスク・低リスク)
・精液検査
検査
・フル(7項目):クラミジア(性器)、淋菌(性器)、HIV、梅毒、B型肝炎、クラミジア(のど)、淋菌(のど)
・トータルチェック(4項目):クラミジア(性器)、淋菌(性器)、クラミジア(のど)、淋菌(のど)
・ベーシック(2項目):クラミジア(性器)、淋菌(性器)
・レディースおりものチェック(5項目):クラミジア(性器)、淋菌(性器)、カンジダ、トリコモナス、一般細菌
・ベーシック(のど)(2項目):クラミジア(のど)、淋菌(のど)
診療可能時間 7:00〜24:00
土日も診療可能
※診療時間は土日祝をはじめ日によって異なる場合がございます。
9:00~19:00
年中無休で診療可能
※12/31・1/1のみ休診
11:00~20:00
日曜、祝日休診
オンライン診療
お申込先 公式サイトへ 公式サイトへ 公式サイトへ 公式サイトへ

※英語あいうえお順で掲載しています。 ※公的医療保険が適用されない自由診療としての情報になります。 ※クリニックによっては代替薬もしくは剤形違いのお薬でのご案内となる可能性がございます。 ※診療メニューや最安値などには、変更や条件がある場合がございます。詳細については、遷移先などでご自身でご確認ください。

CLINIC FOR [PR]

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初診からお薬の到着まで自宅で対応可能!

お薬はご自宅へ翌日到着。初診からオンラインで薬の処方可能。対面診療もしているクリニックで安心。

公式サイトで詳細を見る

クラミジア

内服薬1回分もしくは7日分:8,000円

カンジダ(男性)

外用薬:8,000円

オプション
痒み止め外用薬:2,000円

カンジダ(女性)(膣症状)

膣内挿入薬6日分:8,000円
外用薬:8,000円

オプション
痒み止め外用薬:2,000円

性器ヘルペス

初発の方(内服薬10日分):16,000円
再発の方(内服薬5日分):8,000円
再発を繰り返す方(内服薬30日分):20,000円
軽症の方(外用治療薬):4,000円

オプション
湿疹症状に対する外用薬:1,500円

トリコモナス

内服薬10日分:8,000円

尖圭コンジローマ

外用薬2週間分:8,000円

梅毒

内服薬28日分:20,000円

マイコプラズマ

内服薬1回分もしくは7日分:8,000円

ウレアプラズマ

内服薬1回分もしくは7日分:8,000円

診察料

初診料1,650円

送料

550円

定額プラン

×

支払い方法

クレジットカード・Amazon Pay・GMO後払い※・代引き
※GMO後払い・・・お薬到着後、コンビニ・銀行・郵便局・LINE payでお支払い頂けます。

【基本情報】

診療項目

性感染症治療外来

治療方法

内服薬・外用薬・膣坐剤(女性の場合)

営業時間

7:00~24:00
土日も診療可能
※診療時間は土日祝をはじめ日によって異なる場合がございます。

当日予約

24時間予約

当日発送

オンライン診療

公式サイト

https://www.clinicfor.life/telemedicine/std-treatment/

メールアドレス

online-support@clinicfor.life

【それぞれの薬について】

ジスロマック後発品(アジスロマイシン錠)について

  • 未承認医薬品等(異なる目的での使用)
    先発薬であるジスロマックと同等の有効成分と安全性が認められた、製造販売承認済みのクラミジアやマイコプラズマの治療薬となります。
  • 入手経路等
    -
  • 国内の承認医薬品等の有無
    ジスロマック先発薬は厚労省より承認された医薬品でジスロマック後発品は先発薬と同等の有効成分と安全性が認められている。
  • 諸外国における安全性等に係る情報
    -
  • 副作用
    下痢、嘔吐、腹痛、発疹
  • 使用方法
    4錠/1回(1,000mg)をコップ1杯程度の水またはぬるま湯で服用する。
  • 効果の実感期間について
    約10日間作用します。
    投与から2週間〜1ヶ月程度で治癒します。

クラビット後発品(レボフロキサシン錠)について

  • 未承認医薬品等(異なる目的での使用)
    先発薬であるクラビットと同等の有効成分と安全性が認められた、製造販売承認済みの医薬品となります。細菌が原因の様々な病気に用いられます。
  • 入手経路等
    -
  • 国内の承認医薬品等の有無
    クラビット先発薬は厚労省より承認された医薬品でクラビット後発品は先発薬と同等の有効成分と安全性が認められている。
  • 諸外国における安全性等に係る情報
    -
  • 副作用
    下痢、嘔吐、食欲不振、発疹、めまい、不眠、頭痛
  • 使用方法
    1日1回(500mg)5〜7日間服用
  • 効果の実感期間について
    約2週間後に再度検査を受ける。

バルトレックス後発品について

  • 未承認医薬品等(異なる目的での使用)
    先発薬であるバルトレックスと同等の有効成分と安全性が認められた、製造販売承認済みの性器ヘルペスの治療薬となります。
  • 入手経路等
    -
  • 国内の承認医薬品等の有無
    バルトレックス先発薬は厚労省より承認された医薬品でバルトレックス後発品は先発薬と同等の有効成分と安全性が認められている。
  • 諸外国における安全性等に係る情報
    -
  • 副作用
    腹痛、下痢、腹部不快感、嘔気、頭痛、腎機能障害、肝機能障害
  • 使用方法
    初感染:500mg /回 1日2回 5〜10日間
    再発:500mg/回 1日2回 5日間
    再発抑制(年6回以上):500mg/回 1日1回 1年間
  • 効果の実感期間について
    -

フラジール内服薬について

  • 未承認医薬品等(異なる目的での使用)
    医薬品製造販売承認取得済みの細菌性膣症の治療薬となります。
  • 入手経路等
    -
  • 国内の承認医薬品等の有無
    -
  • 諸外国における安全性等に係る情報
    -
  • 副作用
    発疹、食欲不振、悪心、下痢、腹痛、味覚異常、肝機能障害
  • 使用方法
    250mg/回 1日2回、10日間
  • 効果の実感期間について
    -

グレースビット後発品(シタフロキサシン錠)について

  • 未承認医薬品等(異なる目的での使用)
    医薬品製造販売承認取得済み医薬品となります。マイコプラズマ・ウレアプラズマ感染症の治療薬として処方されます。
  • 入手経路等
    -
  • 国内の承認医薬品等の有無
    グレースビット先発薬は厚労省より承認された医薬品でグレースビット後発品は先発薬と同等の有効成分と安全性が認められている。
  • 諸外国における安全性等に係る情報
    -
  • 副作用
    発疹、頭痛、軟便、下痢、腹痛、肝機能障害
  • 使用方法
    100mg/回 1日2回 7日間
  • 効果の実感期間について
    -

オキナゾールクリームについて

  • 未承認医薬品等(異なる目的での使用)
    第一類医薬品として承認された医薬品となります。カンジダなど皮膚表面で増殖した真菌の治療に使用されます。
  • 入手経路等
    -
  • 国内の承認医薬品等の有無
    カンジダの治療薬としてオキナゾールクリームの他に、オキナゾール膣錠が用いられる。
  • 諸外国における安全性等に係る情報
    -
  • 副作用
    刺激感、発赤、かゆみ、腫れ
  • 使用方法
    1日2~3回患部に優しく塗り込む。
  • 効果の実感期間について
    -

アシクロビル軟膏について

  • 未承認医薬品等(異なる目的での使用)
    医薬品製造販売承認取得済み医薬品となります。軽症の性器ヘルペスなどに対して使われる。
  • 入手経路等
    -
  • 国内の承認医薬品等の有無
    -
  • 諸外国における安全性等に係る情報
    -
  • 副作用
    刺激感、接触皮膚炎、かゆみ、発赤、腫れ、蕁麻疹、乾燥
  • 使用方法
    適量を1日数回塗布する。
  • 効果の実感期間について
    -

ベセルナクリームについて

  • 未承認医薬品等(異なる目的での使用)
    厚労省より承認取得済み医薬品となります。尖圭コンジローマ・日光角化症の治療に用いられる。
  • 入手経路等
    -
  • 国内の承認医薬品等の有無
    -
  • 諸外国における安全性等に係る情報
    -
  • 副作用
    紅斑、びらん、皮剥け、痛み、刺激感、かゆみ
  • 使用方法
    週に3回外用する、ただし連日の使用は避ける。外用後6〜10時間を目安に洗い流す。(原則として16週間まで使用可能)
  • 効果の実感期間について
    -

オイラックスクリームについて

  • 未承認医薬品等(異なる目的での使用)
    医薬品製造販売承認取得済み医薬品となります。皮膚の痒みや炎症を抑えるために使われます。
  • 入手経路等
    -
  • 国内の承認医薬品等の有無
    -
  • 諸外国における安全性等に係る情報
    -
  • 副作用
    刺激感、発赤
  • 使用方法
    1日1~3回、適量を患部に塗布する。
  • 効果の実感期間について
    -

オキナゾール腟錠について

  • 未承認医薬品等(異なる目的での使用)
    医薬品製造販売承認取得済み医薬品となります。カンジダの治療薬として用いられます。
  • 入手経路等
    -
  • 国内の承認医薬品等の有無
    カンジダの治療薬としてオキナゾール膣錠の他に、オキナゾールクリームが用いられる。
  • 諸外国における安全性等に係る情報
    -
  • 副作用
    局所発赤、皮膚刺激感
  • 使用方法
    1日1回1錠を腟深部に挿入し、6日間継続使用する。
  • 効果の実感期間について
    -

アモキシシリンについて

  • 未承認医薬品等(異なる目的での使用)
    医薬品製造販売承認取得済み医薬品となります。梅毒の治療に用いられます。
  • 入手経路等
    -
  • 国内の承認医薬品等の有無
    アモキシシリンの他に、ミノサイクリン、スピラマイシンなどが梅毒の治療に用いられます。
  • 諸外国における安全性等に係る情報
    -
  • 副作用
    下痢、嘔吐、発疹、アナフィラキシー
  • 使用方法
    500mg /回 1日3回 4週投与します。
  • 効果の実感期間について
    -

ビブラマイシンについて

  • 未承認医薬品等(異なる目的での使用)
    医薬品製造販売承認取得済み医薬品となります。マイコプラズマの治療薬として用いられます。
  • 入手経路等
    -
  • 国内の承認医薬品等の有無
    マイコプラズマの治療薬として、ビブラマイシンとグレースビットの併用やミノマイシンが用いられます。
  • 諸外国における安全性等に係る情報
    -
  • 副作用
    下痢、嘔吐、発疹、アナフィラキシー
  • 使用方法
    200mg/日 14日間内服
  • 効果の実感期間について
    内服3週間後に再検査が必要となります。

アズノール軟膏について

  • 未承認医薬品等(異なる目的での使用)
    医薬品製造販売承認取得済み医薬品となります。湿疹や熱傷の治療に用いられます。
  • 入手経路等
    -
  • 国内の承認医薬品等の有無
    -
  • 諸外国における安全性等に係る情報
    -
  • 副作用
    接触性皮膚炎
  • 使用方法
    1日1〜数回、適量を患部へ塗り込む。
  • 効果の実感期間について
    -

注意事項

勃起薬は食事やアルコールに影響を受けたり、副作用のリスクがあったりするため、事前に理解した上で服用しましょう。
多くの勃起薬はグレープフルーツに含まれる成分に影響を受け、体に悪影響を及ぼすことがあります。
この成分は数日間体に残るので、勃起薬を服用している期間はグレープフルーツなどの柑橘類を避けるとよいでしょう。

※PR ※CLINIC FORの情報提供元:CLINIC FOR ※公的医療保険が適用されない自由診療です。 ※診療メニューや最安値などには、変更や条件がある場合がございます。詳細については、遷移先などでご自身でご確認ください。

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GOETHE[PR]

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初診からお薬の到着まで自宅で対応可能!

お薬はご自宅へ最短翌日到着。クリニック在籍の専門医と直接話せるから安心。発送元や内容物が分からないよう配慮してお届け。

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亀頭包皮炎

5,500円

クラミジア

8,250円

カンジダ

8,250円

淋病

8,250円

マイコプラズマ

8,250円

ウレアプラズマ

8,250円

トリコモナス

8,250円

ヘルペス(初発)

19,250円

ヘルペス(再発)

8,250円

検査キットの送料

550円

性病検査キット(2項目):クラミジア・淋病(喉or尿)

6,600円

性病検査キット(7項目)男性用:クラミジア(尿)・クラミジア(のど)・淋病(尿)・淋病(のど)HIV・梅毒・B型肝炎

16,500円

性病検査キット(8項目)女性用:淋病・クラミジア・咽頭淋病・咽頭クラミジア・カンジダ・トリコモナス・HIV・梅毒

18,700円

オンライン予約料

1,100円

診察料

相談料:1,650円

送料

550円

定額プラン

×

支払い方法

「クレジットカード」「Paidy」「GMO後払い」よりお選び頂けます。
クレジットカード
(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、Diners、DISCOVER)
GMO後払い
コンビニ・郵便局・銀行ATMよりお支払い可能

【基本情報】

診療項目

性感染症

治療方法

内服薬・外用薬

営業時間

9:00~19:00
年中無休で診療可能
※12/31・1/1のみ休診

当日予約

24時間予約

当日発送

オンライン診療

公式サイト

https://goethe.clinic/std/

メールアドレス

information@goethe.clinic

※PR ※GOETHEの情報提供元:GOETHE ※公的医療保険が適用されない自由診療です。 ※診療メニューや最安値などには、変更や条件がある場合がございます。詳細については、遷移先などでご自身でご確認ください。

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あおぞらクリニック

あおぞらクリニックの画像
検査キットやお薬は当日または翌日発送!

問診、診察、処方、決済までをすべてインターネット上で完結。ビデオ通話にて厚生労働省指定オンライン診療研修を修了した医師が担当。

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クラミジア検査

8,800円

検査部位
男性:尿道、のど、肛門
女性:膣、のど、肛門

淋病検査

8,800円

検査部位 男性:尿道、のど、肛門
女性:膣、のど、肛門

マイコプラズマ検査

8,800円

検査部位
男性:尿道、のど、肛門
女性:膣、のど、肛門

ウレアプラズマ検査

8,800円

検査部位
男性:尿道、のど、肛門
女性:膣、のど、肛門

トリコモナス検査

8,800円

検査部位
男性:尿道
女性:膣

カンジダ検査

8,800円

検査部位
男性:尿道、皮膚
女性:膣、皮膚

一般細菌検査

8,800円

検査部位
男性:尿道、皮膚
女性:膣、皮膚

HPV(高リスク・低リスク)検査

11,000円

検査部位 男性:皮膚
女性:膣

精液検査検査

8,800円

検査部位
男性:精液(精液分泌量・精子数・奇形精子率)

診察料

無料(アプリ利用料が330円/回発生いたします。)

送料

検査を希望された場合、検査キットの返送用レターパック代として別途370円が発生いたします。

定額プラン

×

支払い方法

クレジットカード決済のみ対応(JCB、Mastercard、VISA、American Express、Diners Club)

【基本情報】

診療項目

オンライン性病検査・診療

治療方法

内服薬

営業時間

当日予約

-

24時間予約

-

当日発送

オンライン診療

公式サイト

https://www.aozoracl.com/online

メールアドレス

-

※公的医療保険が適用されない自由診療です。 ※診療メニューや最安値などには、変更や条件がある場合がございます。詳細については、遷移先などでご自身でご確認ください。

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プライベートケアクリニック東京

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初診から検査キットお薬の到着まで自宅で対応可能!

スマホで完結| オンライン診療で対面するのは医師と専門スタッフのみ| 検査キットやお薬はご自宅ポストへ投函|

公式サイトで詳細を見る

7項目検査:クラミジア(性器)、淋菌(性器)、HIV、梅毒、B型肝炎、クラミジア(のど)、淋菌(のど)

フル:19,800円

検査物
男性:尿、血液、うがい液
女性:膣ぬぐい液、血液、うがい液

結果は2〜3日後(WEB確認可)

4項目検査
クラミジア(性器)、淋菌(性器)、クラミジア(のど)、淋菌(のど)

トータルチェック:14,300円

検査物
男性:尿、うがい液
女性:膣ぬぐい液、うがい液

結果は2〜3日後(WEB確認可)

2項目検査:クラミジア(性器)、淋菌(性器)

ベーシック:7,700円

検査物
男性:尿
女性:膣ぬぐい液

結果は2〜3日後(WEB確認可)

5項目検査:クラミジア(性器)、淋菌(性器)、カンジダ、トリコモナス、一般細菌

レディースおりものチェック:10,450円

検査物
女性:膣ぬぐい液

結果は2〜3日後(WEB確認可)

2項目検査:クラミジア(のど)、淋菌(のど)

ベーシック(のど):7,700円

検査物
うがい液

結果は2〜3日後(WEB確認可)

診察料

3,300円

送料

定額プラン

×

支払い方法

クレジットカードでのお支払いとなります。
お持ちでない方はVISAプリペイドカードのご利用も可能です。

【基本情報】

診療項目

性感染症内科

治療方法

内服薬

営業時間

11:00~20:00
日曜、祝日休診

当日予約

×

24時間予約

×

当日発送

オンライン診療

公式サイト

https://pcct.jp/

お問い合わせ

https://pcct.jp/contact/

※公的医療保険が適用されない自由診療です。 ※診療メニューや最安値などには、変更や条件がある場合がございます。詳細については、遷移先などでご自身でご確認ください。

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まとめ

性感染症は、性器周辺に発症するケースが多いですが、喉や口に感染する性感染症もあります。
さらに、症状が風邪やインフルエンザに似ているものまで、さまざまです。
症状を見ただけでは、どの性感染症なのか一概にはいえませんし、一般の方が判断するのは難しいのではないでしょうか。

性感染症には、軽症で済むケースもあれば、重症化し、健康に悪影響を与えるケースもあります。
そのため、性感染症が疑われる症状がある場合は、性感染症の診療ができるクリニックに、なるべく早く相談し、治療を開始するのがおすすめです。