性感染症とは、主に性交渉を通じて感染が広がる感染症のことです。
主な感染症の種類としては、梅毒・淋病・クラミジア・ヘルペスなどがあります。
性感染症は、性的接触や体液や粘膜の接触により感染し、性器・尿道・口などから症状が現れるのが一般的です。
性感染症には、さまざまな病名があり、症状も異なります。
「性感染症の症状はどのような感じ?」
「感染の有無はどうやって判断されるの?」
このように、悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、個々の性感染症の症状・原因・検査方法までをご紹介します。
性感染症の診療ができるクリニックもご紹介するため、本記事でお伝えする症状に該当する方は、ぜひ参考にしてください。
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INDEX
性感染症とは、主に性交渉を通じて感染が広がる感染症のことです。
主な感染症の種類としては、梅毒・淋病・クラミジア・ヘルペスなどがあります。
性感染症は、性的接触や体液や粘膜の接触により感染し、性器・尿道・口などから症状が現れるのが一般的です。
性感染症の症状の多くは、男性と女性で共通しており、性器周辺・喉・口に発症するケースが大半です。
この章では、男性と女性に共通する、具体的な性感染症の症状をご紹介します。
性感染症の代表的な症状として、排尿時の痛みや違和感があります。
痛みや違和感が生じやすいのは、排尿時や性行為の最中などです。
痛みが生じた後に、数日間にわたって長期的に痛みが継続することもあります。
排尿時に痛みや違和感がある場合、疑うべき性感染症が以下です。
排尿時の痛み、違和感がある場合に疑われる性感染症
排尿時の痛みに加えて、性器から膿が出てくる症状もあります。
膿の色や形状にはさまざまな種類があります。
また、痛みを伴うものなど、その特徴もさまざまです。
性感染症の種類や重症度によって、膿の種類も異なります。
性器から膿が出てきたら、以下の性感染症が考えられます。
性器から膿が出た場合に疑われる性感染症
性感染症を発症すると性器周辺に臭いが発生することもあります。
「臭い」「ふだんと異なる匂いが下半身からする」という場合は、性感染症が疑われます。
性器の周辺が臭う場合、以下の性感染症に感染している恐れがあります。
性器の周辺が臭う場合に疑われる性感染症
性器や口の周辺に水ぶくれやただれを発症する恐れもあります。
感染した菌の種類や症状の程度によっては、痛みを伴うこともあります。
また、気がつかない間にできていることも珍しくありません。
水ぶくれやただれができた場合、以下の性感染症が疑われます。
性器周辺・口のまわりに水ぶくれ、ただれがある場合に疑われる性感染症
性感染症の症状として、性器が腫れることもあります。
腫れ方は感染症の種類や症状の程度によって異なり、腫れている部分が赤くなったり、痛みを伴ったりすることもあります。
腫れが生じるタイミングも、性行為が終わった後や免疫が弱ったときなどさまざまです。
このような症状が出ると、以下の性感染症に感染している恐れがあります。
性器が腫れている場合に疑われる性感染症
性感染症の症状として、身体にブツブツした皮疹・発疹が生じることもあります。
皮疹・発疹の種類・大きさはさまざまです。
ヒリヒリとした痛みを伴う場合や痒みを感じる場合など、感染症の種類によって異なります。
身体にブツブツができた場合、以下の性感染症が疑われます。
身体にブツブツができた場合に疑われる性感染症
身体をどこかにぶつけたわけでもないのに、斑点やアザができている場合は、性感染症への感染が考えられます。
特に全身にあざができている場合や、数日経過してもあざがまったく治まらない場合には、感染症の影響によるあざの可能性が高いです。
斑点やアザを発症する、性感染症が以下のとおりです。
全身に斑点や円形のアザができた場合に疑われる性感染症
性感染症により、発熱することもあります。
風邪やインフルエンザなどの疫病と勘違いしがちです。
性感染症による発熱ならではの特徴がいくつかあるため、把握しておくとよいでしょう。
急に高熱が出るときや風邪薬を飲んでも効かないとき、内科を受診したものの「風邪ではない」と診断されたときなど、以下の性感染症が疑われます。
急な発熱などの場合に疑われる性感染症
喉の痛みや腫れも、性感染症によくみられる症状の一つです。
風邪と混同しないように抑えておきたい性感染症ならではの特徴としては、風邪薬が効かないことや喉の腫れが数日経過しても治まらないことなどがあげられます。
また、状況として性行為の後から喉が痛み出した場合にも性感染症が原因である可能性が高いと考えられます。
喉の痛みや腫れを引き起こす、性感染症は以下のとおりです。
喉の痛みや腫れがある場合に疑われる性感染症
性感染症によってイボができることもあります。
イボを見ただけでは、性感染症かどうかの判断はしにくいですが、男性の場合は性器の亀頭の先端部分・状溝・肛門のイボは性感染症の可能性が疑われます。
女性の場合、性感染症によるイボができやすいのは膣内部・膣入り口・肛門です。
イボを発症する性感染症は、少ないですが、以下の2つが考えられます。
性器や肛門の付近にイボができた場合に疑われる性感染症
太ももの付け根あたりのリンパ節が腫れる性感染症もあります。
症状によっては、腫れるだけでなくしこりができることもあります。
太もも付け根あたりのリンパ節が腫れたときに考えられる性感染症は、以下のとおりです。
太もも付け根あたりのリンパ節が腫れる場合に疑われる性感染症
性感染症によって、性器・肛門・唇などにしこりや腫れが生じることがあります。
痛みが生じない場合であっても、感染症を発症していることにはかわりありません。
むしろ、痛みがないからこそ、発見が遅れてしまったり、そのまま放置してしまったりしがちであるため、注意しましょう。
痛みがないしこりや、腫れがある場合、以下の感染症の恐れがあります。
性器、肛門、唇などに、痛みをともなわないしこりや腫れがある場合に疑われる性感染症
斑点でもない、アザでもない、赤茶色のできものや発疹ができる症状もあります。
全身に赤茶色のできものができる、発疹が現れるなどの症状が出た場合、以下の感染症の恐れがあります。
全身に赤茶色のできものや発疹ができる場合に疑われる性感染症
吐き気や食欲不振など、性感染症には、単なる体調不良に思えるような症状も存在します。
この場合、疑われる性感染症は、B型・C型肝炎です。
このような症状は風邪を引いたときに、よく起こりますが、症状が長期間継続する場合、性感染症かもしれません。
1ヶ月以上続く場合、考えられる性感染症はHIV(エイズ)です。
本章では、男性特有の性感染症の症状をご紹介します。
基本的に性感染症の症状は、男女共通ですが、性器に発症する症状には、やや違いがあります。
性感染症の原因菌やウイルスが睾丸に感染し、睾丸が腫れて痛むのは、男性特有の症状です。
睾丸が腫れて痛む症状が出た場合、クラミジアや淋病などへの感染が考えられます。
また、尿道から睾丸へ炎症が拡大する危険性もあるため、尿道炎を発症する性感染症に感染した場合にも注意が必要です。
亀頭包皮炎という男性のみが感染する性感染症によって、亀頭が赤くなり、かゆみを発症します。
亀頭包皮炎は、クラミジアや淋病、カンジダなどの合併症として、症状が出るケースもあります。
このような症状は、亀頭や包皮にできた小さな傷から菌やウイルスが感染して発症するため、セックスやオナニーの際に亀頭を傷つけないように注意が必要です。
女性の場合、おりものが出たり、男性より症状が強く出たりする傾向があります。
そのため、男性と比較すると、女性特有の性感染症の症状は多いです。
本章では、女性特有の症状をご紹介します。
おりものの異常は、女性特有の性感染症の代表的な症状の一つです。
おりものの量が増えたり、ふだんとおりものの色が異なっていたり、おりものから異臭が生じたりするなど、何かしらの異変が生じた際には、性感染症の症状である可能性が考えられます。
おりものに異常が発生した場合、考えられる性感染症は、以下のとおりです。
おりものに異常が発生した場合に疑われる性感染症
性感染症の症状として、女性の場合は下腹部痛や成功時痛みが生じることがあります。
生理や排卵日以外に下腹部に痛みが生じたり、性行時に痛みがあったりするなどの異常を感じた場合には、性感染症が疑われます。
下腹部痛や性交時痛を発症する性感染症として、疑われるのは以下のとおりです。
下腹部痛や性交時痛を発症した場合に疑われる性感染症
性感染症の原因菌やウイルスが外陰部に感染し、激しいかゆみを感じたり、いつもと違うおりものが出たりも、女性特有の症状といえます。
症状によっては、外陰部に我慢できないほどの痒みを感じたり、ドロドロとしたおりものが出たりすることもあります。
このような場合、以下の性感染症が考えられます。
外陰部の激しいかゆみ・おりものの変化があった場合に疑われる性感染症
発熱に加えて、下腹部痛がある場合、PID(骨盤内炎症性疾患)の疑いがあります。
PIDとは、性感染症の原因菌やウイルスが、子宮や脇腹などに感染し、炎症を起こすことです。
最悪の場合、不妊の原因になるため、産婦人科でも検査を受けることをおすすめします。
その他に、発熱や下腹部痛を起こす性感染症は以下です。
発熱+下腹部痛があった場合に疑われる性感染症
女性の場合は、喉の腫れ・痛みを伴う咳や高熱を発症することがあります。
性感染症による咳や高熱は、当然ながら風邪と診断されることはありません。
喉の痛み・咳・かぜを引き起こすのは、以下の感染症です。
のどに腫れや痛みがあり、時に咳や熱が出る場合に疑われる性感染症
本章では、性感染症の病名別に、症状・原因・検査方法をご紹介します。
同じ性感染症でも、症状や感染部位が異なるケースもあるため、参考にしてください。
クラミジアの症状は、男女で異なる部分があり、クラミジアの種類によっても変わります。
男性に起こる、クラミジアの症状は、以下のとおりです。
男性に起こるクラミジアの症状
一方で、女性に起こるクラミジアの症状を、以下に記載します。
女性に起こるクラミジアの症状
主に、性器周辺に発症しますが、咽頭クラミジアやクラミジア性結膜炎により、喉や目の粘膜に発症する恐れもあります。
クラミジアを発症する原因は、クラミジア・トラコマチスという細菌への感染です。
クラミジア・トラコマチスは、人間の粘膜上でのみ増殖する細菌なため、パートナーとの性行為が感染経路となるケースが大半です。
人間の粘膜から離れると、感染力を失うため、お風呂やトイレなどで感染するリスクは低いとされています。
クラミジアの検査方法には、抗原検査と抗体検査の2種類があり、結果が即日わかる検査から、2~3日かかるものの、精度が非常に高い検査まであります。
具体的には、クラミジアは以下の検査方法によって行われます。
費用は検査キットのみ、3,000円前後で行うことができ、即日簡易検査・精密検査・即日精密検査は、自由診療の場合で1回1万円ほどで実施可能です。
性器ヘルペスは病名の通り、性器周辺に症状が現れる性感染症です。
男性の場合、ペニスに水ぶくれや痛みをともなう潰瘍ができたり、排尿時にはペニスに痛みを感じたりします。
女性も、症状は男性と同様ですが、女性のほうが重症化するリスクが高いとされており、最悪の場合、性器の痛みで歩行が困難になったり、排尿ができなくなったりする恐れがあります。
性器ヘルペスを発症する原因は、単純ヘルペスウイルス(HSV)への感染です。
単純ヘルペスウイルスは1型と2型の2種類があり、性器ヘルペスを発症させるのは、主に単純ヘルペスウイルス2型です。
感染経路は、ほぼ例外なく性器ですが、単純ヘルペスウイルスは感染力が非常に強いため、単純ヘルペスウイルスが付着した物品からも、感染するといわれています。
性器ヘルペスの検査方法は、以下の2種類に分かれます。
保険診療の場合、費用は2,500~3,000円ほどです。
症状が出ていない場合は、自由診療になるケースが大半ですが、自由診療の場合の費用は8,000~1万円が目安です。
トリコモナスとは、原虫(トリコモナス)に感染し、尿道などに炎症を起こす性感染症です。
膣トリコモナス・口腔トリコモナス・腸トリコモナスの3種類の病原体が知られていますが、この3種類の中で性感染症を引き起こすのは膣トリコモナスのみであるとされています。
膣トリコモナスによって発症する症状は、以下のとおりです。
女性のほうが発症しやすい膣トリコモナスですが、男性の尿道や陰茎包皮などにも、感染する恐れがあります。
男性の場合、尿道に違和感があったり、排尿時に痛みを感じたりと、主に性器に症状が出ます。
トリコモナスは原虫の寄生が原因の性感染症なため、主に性行為によって感染しますが、物品から感染するリスクも0ではありません。
物品からの感染は、非常に珍しいケースですが、性行為の経験がない方も感染する恐れがあります。
感染経路は、女性の場合は膣や子宮頚管、男性の場合は前立腺や精のうを介して感染します。
トリコモナスの感染がある場合、以下の方法で検査が行われます。
上記の検査にかかる費用は、自由診療の場合で5,000~1万円ほどです。
マイコプラズマ・ウレアプラズマは、最近名前を見ることが多くなってきた性感染症で、性器もしくは喉に発症します。
性器に感染した場合に、起こる症状は以下です。
喉に感染すると、以下の症状を引き起こします。
マイコプラズマ・ウレアプラズマは、基本的には性行為が原因で感染します。
すでに、マイコプラズマ・ウレアプラズマに感染している方と、性行為を行うと、約30~50%の確率で感染するとされています。
感染経路は、ほぼ性行為です。
性器同士の接触はもちろん、オーラルセックスにより喉から性器へも感染するリスクもあります。
マイコプラズマ・ウレアプラズマの検査は、男女ともに核酸増幅法(PCR法)で行われ、自由診療のみ対応しています。
性器の検査、喉の検査に関係なく、核酸増幅法(PCR法)で行われ、費用は自由診療で、約9,000円ほどです。
カンジダは、真菌(カビ)による性感染症です。
男女共通の症状をもつ口腔カンジダ症と男女によって症状の異なる性器に発症する感染症があります。
詳細は、以下のとおりです。
カンジダ症まとめ
病名 | 症状 |
---|---|
口腔カンジダ症(男女) |
|
膣カンジダ症 |
|
陰茎カンジダ症 |
|
カンジダは、女性に多く見られる症状ですが、男性も発症リスクがあることを覚えておきましょう。
カンジダの原因は、カンジダ属の真菌(カビ)への感染です。
カンジダ菌は、人体にもともと存在する常在菌なため、他人からうつされることは少なく、自己感染が大半です。
しかし、すでにカンジダに感染している方と性行為を行うことで、うつされる危険性が高くなるとされています。
さらに、産道を通して、新生児へ感染する恐れもあります。
カンジダの検査方法には、以下の3種類があります。
カンジダの検査は、保険適用のため、約2,000円で検査が受けられ、1週間ほどで検査結果がわかります。
もし、自由診療でカンジダの検査を受ける場合、費用の目安は6,000~1万円ほどです。
尖圭コンジローマは、ヒトパピローマウイルス(HPV)が、皮膚や粘膜表面に感染して起こる性感染症で、症状は「性器に尖ったイボができる」のみです。
イボ以外の症状はないものの、イボができる箇所はさまざまです。
男性・女性が尖圭コンジローマを発症したときにイボができる箇所は、それぞれ以下のとおりです。
発祥時のイボができやすい箇所まとめ
性別 | イボができやすい箇所 |
---|---|
男性 |
|
女性 |
|
尖圭コンジローマの原因は、皮膚や粘膜にヒトパピローマウイルス(HPV)が感染することです。
ヒトパピローマウイルスは、性行為の際に皮膚の傷口や粘膜から侵入します。
また、物品から感染する接触感染の恐れもあり、産道を介して新生児に感染させてしまう、母子感染の危険性もあります。
ただし、ヒトパピローマウイルスは、潜伏期間が最大8ヶ月と非常に長いため、感染経路の特定が難しいとされるウイルスです。
尖圭コンジローマの検査は、医師の目視によって行われるケースが大半です。
特徴的なイボができるため、視診で十分判断が可能であり、視診の場合は費用が発生しません。
ただ、HPVへの感染を検査する場合は、「綿棒で陰部もしくは膣を擦る」という方法があります。
保険診療の場合、3,000~4,000円ほど、自由診療の場合は1万円前後で検査を受けられます。
梅毒は、梅毒トレポネーマという細菌への感染によって起こる感染症です。
梅毒の症状には、第1期から第4期と進行していく特徴があり、少しずつ全身に発症します。
なお、第4期まで進行するのは、感染してから10年以上かかるといわれています。
梅毒の原因は、梅毒トレポネーマという細菌が、皮膚や粘膜を介して感染することです。
感染経路は、キスを含めた性行為が大半ですが、コップなどの食器の共有で感染することもあるとされています。
また、梅毒に感染している母親が、胎児に梅毒をうつしてしまう母子感染もあります。
梅毒の検査は、血液検査によって行われるのが一般的です。
血液検査にあたり、以下2つの検査が実施されます。
上記2つの検査結果から、梅毒への感染が判断されます。
梅毒の検査にかかる費用は、保険診療で5,000円前後、自由診療で1~2万前後が目安です。
肝炎は、A型とD型で、症状がやや異なり、B型・C型・E型肝炎は、A型肝炎と同じ症状です。
A型肝炎とD型肝炎の代表的な症状は、以下のとおりです。
代表的な症状まとめ
病名 | 症状 |
---|---|
A型肝炎 | 倦怠感 |
D型肝炎 | 食欲不振 |
A型肝炎~E型肝炎に感染するそれぞれの原因と感染経路は、以下のとおりです。
原因と感染経路まとめ
病名 | 感染の原因 | 感染経路 |
---|---|---|
A型肝炎 | A型肝炎ウイルスへの感染 | A型肝炎ウイルスに汚染された水や食品 |
B型肝炎 | B型肝炎ウイルスへの感染 | 感染者の血液や体液 |
C型肝炎 | C型肝炎ウイルスへの感染 | 感染者の血液 |
D型肝炎 | リボ核酸系ウイルスへの感染(B型肝炎と重複感染) | 感染者の血液や体液 |
E型肝炎 | E型肝炎ウイルスへの感染 | E型肝炎ウイルスに汚染された水や食品 |
A型肝炎~E型肝炎の検査は、基本的には血液検査が行われます。
血液を採取し、それぞれのウイルスへの感染の有無を判断する方法です。
それぞれ、費用の目安(自由診療)を、以下に記載します。
検査費用の目安(自由診療)
HIV(エイズ)は、ヒト免疫不全ウイルスというウイルスに感染することであり、男女共通で以下の症状を引き起こします。
大半のケースでは、数週間で症状が消えるうえに、風邪やインフルエンザと似た症状なため、気づかない方も多いです。
しかし、HIVは5~10年ほどの無症候期後に、エイズの発症に繋がる危険性もある、恐ろしい性感染症です。
HIVは、ヒト免疫不全ウイルスが、人体の細胞に感染することが原因で発症します。
感染経路は、3つあるとされています。
最も多い感染経路は、性行為による感染です。
HIVが含まれた精液や膣分泌液が、性器・肛門・口などの皮膚や粘膜を介して感染します。
HIVの検査は、以下3つの方法があります。
HIV検査を自由診療で受ける場合、かかる費用の目安は6,000円ほどです。
保健所なら、無料で、さらに匿名でHIVの検査を受けられます。
HPV(ヒトパピローマウイルス)は、ローリスク型とハイリスク型があり、どちらに感染するかで症状は異なります。
たとえば、ローリスク型に感染した場合、尖圭コンジローマを発症しますが、ハイリスク型に感染すると、癌を発症する危険性もあります。
男性が、ハイリスク型のHPVに感染することで、発症する恐れのある癌は以下です。
一方で、女性がハイリスク型のHPVで、発症する危険性のある癌は以下に記載します。
HPVに感染する原因は、主にHPV感染者との性行為です。
感染経路は、皮膚や粘膜であり、性行為時にHPV感染者の患部に接触することで、細胞に感染します。
多くの方が、一生に一度は感染するといわれているウイルスですが、大半のケースでは無症状で、自身の免疫機能によりウイルスは消滅していくとされています。
HPVの検査は、以下2つの方法で行われます。
この2つの検査を並行して行うことで、HPV感染の発覚率が、ほぼ100%になるとされています。
検査費用は、自由診療の場合で、9,000円前後が目安です。
HTLV-1は、ヒトT細胞白血病ウイルスへの感染により、以下の病気を引き起こす恐れがあります。
症状は、男女共通で以下です。
しかし、HTLV-1に感染しても、約95%の方は病気も発症せず、無症状といわれています。
HTLV-1(ヒトT細胞白血病ウイルス)に、感染する原因は、性行為などで体内にHTLV-1が侵入することです。
HTLV-1が含まれた血液や精液などへの接触が原因となり、大量に体内に侵入してきます。
そのように、主な感染経路は性行為ですが、母乳が感染経路となる母子感染もあります。
HTLV-1の検査は、3つのステップで行われます。
一次検査で陽性だった場合は、次の確認検査を実施し、確認検査で判定が保留だった場合のみ、核酸検出法で最終的な判定が出ます。
自由診療の場合、HTLV-1の検査に必要な費用は、6,000円が目安です。
毛じらみは、ケジラミという原虫が体毛に寄生することで起こる性感染症です。
症状は男女共通で、以下があります。
ケジラミは陰部に寄生することが大半ですが、脇毛や胸毛など体毛がある箇所なら、どこにでも寄生する恐れがあります。
毛じらみの原因は、ケジラミが体毛に寄生することで、感染経路は、陰毛と陰毛が接触する性行為です。
ケジラミは体毛から離れると、長くは生きられないため、体毛の接触以外が感染経路になることは、ほぼありません。
ただし、ケジラミは体毛から体毛へうつっていくため、性行為時に、毛じらみ感染者の頭髪などに接触するだけでも感染します。
毛じらみの検査は、医師による目視が一般的で、以下2つのステップで行われます。
自由診療の場合は、1万円前後で、毛じらみの検査が可能です。
淋病は、淋菌への感染による性感染症です。
淋病には、淋菌性尿道炎・咽頭淋菌・淋菌性結膜炎の3種類に加え、女性のみが感染する淋菌性子宮頸管炎があります。
それぞれの症状は、以下のとおりです。
病名 | 症状 |
---|---|
淋菌性尿道炎 |
|
咽頭淋菌 |
|
淋菌性結膜炎 |
|
淋菌性子宮頸管炎 |
|
同じ「淋病」でも、症状がそれぞれ異なるため、混同しないように注意しましょう。
淋病は、淋菌が尿道・喉・目などに感染することが原因で発症します。
感染経路は、性行為時に、患部へ接触することが大半で、お風呂やトイレで感染する確率は低いとされています。
淋病の検査方法には、以下5つの種類があり、感染部位に合わせて選定されます。
検査費用は、自由診療で7,000~9,000円が相場といわれています。
疥癬は、ヒゼンダニというダニの一種が皮膚に感染して起こる性感染症で、通常疥癬と角化型疥癬の2種類に分かれます。
いずれも症状は男女共通であり、通常疥癬の場合は、以下の症状が現れます。
一方の、角化型疥癬には、角質増殖の症状が出ます。
疥癬は、ヒゼンダニへの感染が原因で発症します。
直接的な感染経路は、人の肌ですが、衣類などが、間接的な感染経路となり、感染する恐れもあります。
たとえば通常疥癬の場合、人の肌同士が長時間接触することで感染しやすいものの、短時間の接触では感染しにくいです。
角化型疥癬の場合は、肌が短時間接触するだけでも、感染しやすいといわれています。
疥癬の検査は、以下の2つがあります。
いずれも、ヒゼンダニの存在を確認する検査です。
自由診療で疥癬の検査にかかる、おおよその費用は3,000~5,000円です。
性感染症が疑われる場合、基本的には性病を専門とする、性感染症内科を受診しますが、性別や症状によって、受診すべき科が異なるケースもあります。
たとえば、尿道に症状がある場合は、泌尿器科を受診します。
男性しか受診できないイメージがある泌尿器科ですが、尿道や膀胱(ぼうこう)に症状があれば、女性も受診可能です。
また、女性が膣カンジダ症を発症した場合は、産婦人科の受診をおすすめします。
そのように男性か、女性かや、症状によって受診すべき科は異なりますが、迷う場合は、性感染症内科を受診すれば間違いはないはずです。
性感染症が保険診療になるパターンは、すでに症状が出ているか、感染の疑いが強いと医師が判断した場合のみです。
たとえば、「症状は出ていないが心配だから」や「何となく検査を受けておきたい」という理由では、保険診療にはなりません。
症状が出ている場合、大半の性感染症は、保険診療で検査・治療が行えます。
ただし、ほんの一部ながら、症状が出ていたり、パートナーが感染したりしていても、保険診療とならない性感染症もあります。
保険診療とならない理由は、日本ではまだ馴染みがないからなどです。
たとえば、マイコプラズマ・ウレアプラズマが、日本で名前を見ることが多くなったのは、2012年以降です。
2012年以前は、外国に比べて、日本では馴染みのない性感染症でした。
そのように、最近になってようやく日本でも浸透してきた性感染症は、保険診療とならないケースも少なくありません。
性感染症の診察を行なっているクリニックをまとめました。
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クリニック名 | CLINIC FOR [PR] | GOETHE[PR] | あおぞらクリニック | プライベートケアクリニック東京 |
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ポイント | お薬は最短翌日到着 初診からオンライン診療OK! 対面診療しているクリニックで安心 | お薬は最短当日発送、翌日着でお届けも可能! 当クリニック在籍の専門医と直接話せるから安心 発送元や内容物記載などクリニックからと分からないよう配慮いたします | 検査キットやお薬は当日または翌日発送! ビデオ通話にて医師が診察 必要に応じて検査キットやお薬をご自宅に郵送 | アプリのインストール不要 検査キットやお薬はご自宅ポストへ投函 オンライン診療後、当日または翌日発送(追跡可能なお届け方法で発送いたします。) |
診療メニュー例 | カンジダ(男性) ・外用薬:8,000円 ・オプション:痒み止め外用薬:2,000円 カンジダ(女性) ・膣症状:膣内挿入薬6日分:8,000円 ・膣症状:外用薬8,000円 ・オプション:痒み止め外用薬:2,000円 | クラミジア ・8,250円 カンジダ ・8,250円 | カンジダ 検査:8,800円 検査部位 ・男性:尿道、皮膚 ・女性:膣、皮膚 | 7項目検査 クラミジア(性器)、淋菌(性器)、HIV、梅毒、B型肝炎、クラミジア(のど)、淋菌(のど) ・19,800円 検査物 ・男性:尿、血液、うがい液 ・女性:膣ぬぐい液、血液、うがい液 結果は2〜3日後(WEB確認可) |
月あたりの最安値(目安) | 8,000円〜 ※男性向け外用薬、女性向け膣症状に用いる膣内挿入薬6日分・外用薬 | 8,250円 | 8,800円〜 ※検査部位 男性:尿道、皮膚 女性:膣、皮膚 | 19,800円 ※7項目検査 クラミジア(性器)、淋菌(性器)、HIV、梅毒、B型肝炎、クラミジア(のど)、淋菌(のど) |
治療方法 | 内服薬・外用薬・膣坐剤・外用薬(塗り薬) | 内服薬・外用薬 | 内服薬 | 内服薬 |
処方薬 | 内服薬 ・ジスロマック後発品 ・クラビット後発品 ・バルトレックス後発品 ・フラジール内服錠 ・グレースビット後発品 ・アモキシシリン ・ビブラマイシン 外用薬 ・オキナゾールクリーム ・オイラックスクリーム ・アズノール軟膏 膣坐剤 ・オキナゾール膣錠 | 対応可能な性病
・亀頭包皮炎 ・クラミジア ・カンジダ ・淋病 ・マイコプラズマ ・ウレアプラズマ ・トリコモナス ・ヘルペス 検査キット ・性病検査キット(2項目):クラミジア、淋病(喉or尿) ・性病検査キット(7項目)男性用:クラミジア(尿)、クラミジア(のど)、淋病(尿)、淋病(のど)、HIV、梅毒、B型肝炎 ・性病検査キット(8項目)女性用:淋病、クラミジア、咽頭淋病、咽頭クラミジア、カンジダ、トリコモナス、HIV、梅毒 | 対応可能な性病 ・クラミジア ・淋病 ・マイコプラズマ ・ウレアプラズマ ・トリコモナス ・カンジダ ・一般細菌 ・HPV(高リスク・低リスク) ・精液検査 | 検査 ・フル(7項目):クラミジア(性器)、淋菌(性器)、HIV、梅毒、B型肝炎、クラミジア(のど)、淋菌(のど) ・トータルチェック(4項目):クラミジア(性器)、淋菌(性器)、クラミジア(のど)、淋菌(のど) ・ベーシック(2項目):クラミジア(性器)、淋菌(性器) ・レディースおりものチェック(5項目):クラミジア(性器)、淋菌(性器)、カンジダ、トリコモナス、一般細菌 ・ベーシック(のど)(2項目):クラミジア(のど)、淋菌(のど) |
診療可能時間 | 7:00〜24:00 土日も診療可能 ※診療時間は土日祝をはじめ日によって異なる場合がございます。 | 9:00~19:00 年中無休で診療可能 ※12/31・1/1のみ休診 | 11:00~20:00 日曜、祝日休診 | |
オンライン診療 | ○ | ○ | ○ | ○ |
お申込先 | 公式サイトへ | 公式サイトへ | 公式サイトへ | 公式サイトへ |
※英語あいうえお順で掲載しています。 ※公的医療保険が適用されない自由診療としての情報になります。 ※クリニックによっては代替薬もしくは剤形違いのお薬でのご案内となる可能性がございます。 ※診療メニューや最安値などには、変更や条件がある場合がございます。詳細については、遷移先などでご自身でご確認ください。
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お薬はご自宅へ翌日到着。初診からオンラインで薬の処方可能。対面診療もしているクリニックで安心。
クラミジア | 内服薬1回分もしくは7日分:8,000円 |
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カンジダ(男性) | 外用薬:8,000円 オプション |
カンジダ(女性)(膣症状) | 膣内挿入薬6日分:8,000円 オプション |
性器ヘルペス | 初発の方(内服薬10日分):16,000円 オプション |
トリコモナス | 内服薬10日分:8,000円 |
尖圭コンジローマ | 外用薬2週間分:8,000円 |
梅毒 | 内服薬28日分:20,000円 |
マイコプラズマ | 内服薬1回分もしくは7日分:8,000円 |
ウレアプラズマ | 内服薬1回分もしくは7日分:8,000円 |
診察料 | 初診料1,650円 |
送料 | 550円 |
定額プラン | × |
支払い方法 | クレジットカード・Amazon Pay・GMO後払い※・代引き |
【基本情報】 | |
診療項目 | 性感染症治療外来 |
治療方法 | 内服薬・外用薬・膣坐剤(女性の場合) |
営業時間 | 7:00~24:00 |
当日予約 | ○ |
24時間予約 | ○ |
当日発送 | ○ |
オンライン診療 | ○ |
公式サイト | |
メールアドレス | |
【それぞれの薬について】 | |
ジスロマック後発品(アジスロマイシン錠)について |
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クラビット後発品(レボフロキサシン錠)について |
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バルトレックス後発品について |
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フラジール内服薬について |
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グレースビット後発品(シタフロキサシン錠)について |
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オキナゾールクリームについて |
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アシクロビル軟膏について |
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ベセルナクリームについて |
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オイラックスクリームについて |
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オキナゾール腟錠について |
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アモキシシリンについて |
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ビブラマイシンについて |
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アズノール軟膏について |
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注意事項 | 勃起薬は食事やアルコールに影響を受けたり、副作用のリスクがあったりするため、事前に理解した上で服用しましょう。 |
※PR ※CLINIC FORの情報提供元:CLINIC FOR ※公的医療保険が適用されない自由診療です。 ※診療メニューや最安値などには、変更や条件がある場合がございます。詳細については、遷移先などでご自身でご確認ください。
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お薬はご自宅へ最短翌日到着。クリニック在籍の専門医と直接話せるから安心。発送元や内容物が分からないよう配慮してお届け。
亀頭包皮炎 | 5,500円 |
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クラミジア | 8,250円 |
カンジダ | 8,250円 |
淋病 | 8,250円 |
マイコプラズマ | 8,250円 |
ウレアプラズマ | 8,250円 |
トリコモナス | 8,250円 |
ヘルペス(初発) | 19,250円 |
ヘルペス(再発) | 8,250円 |
検査キットの送料 | 550円 |
性病検査キット(2項目):クラミジア・淋病(喉or尿) | 6,600円 |
性病検査キット(7項目)男性用:クラミジア(尿)・クラミジア(のど)・淋病(尿)・淋病(のど)HIV・梅毒・B型肝炎 | 16,500円 |
性病検査キット(8項目)女性用:淋病・クラミジア・咽頭淋病・咽頭クラミジア・カンジダ・トリコモナス・HIV・梅毒 | 18,700円 |
オンライン予約料 | 1,100円 |
診察料 | 相談料:1,650円 |
送料 | 550円 |
定額プラン | × |
支払い方法 | 「クレジットカード」「Paidy」「GMO後払い」よりお選び頂けます。 |
【基本情報】 | |
診療項目 | 性感染症 |
治療方法 | 内服薬・外用薬 |
営業時間 | 9:00~19:00 |
当日予約 | ○ |
24時間予約 | ○ |
当日発送 | ○ |
オンライン診療 | ○ |
公式サイト | |
メールアドレス |
※PR ※GOETHEの情報提供元:GOETHE ※公的医療保険が適用されない自由診療です。 ※診療メニューや最安値などには、変更や条件がある場合がございます。詳細については、遷移先などでご自身でご確認ください。
あおぞらクリニック
問診、診察、処方、決済までをすべてインターネット上で完結。ビデオ通話にて厚生労働省指定オンライン診療研修を修了した医師が担当。
クラミジア検査 | 8,800円 検査部位 |
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淋病検査 | 8,800円 検査部位 男性:尿道、のど、肛門 |
マイコプラズマ検査 | 8,800円 検査部位 |
ウレアプラズマ検査 | 8,800円 検査部位 |
トリコモナス検査 | 8,800円 検査部位 |
カンジダ検査 | 8,800円 検査部位 |
一般細菌検査 | 8,800円 検査部位 |
HPV(高リスク・低リスク)検査 | 11,000円 検査部位 男性:皮膚 |
精液検査検査 | 8,800円 検査部位 |
診察料 | 無料(アプリ利用料が330円/回発生いたします。) |
送料 | 検査を希望された場合、検査キットの返送用レターパック代として別途370円が発生いたします。 |
定額プラン | × |
支払い方法 | クレジットカード決済のみ対応(JCB、Mastercard、VISA、American Express、Diners Club) |
【基本情報】 | |
診療項目 | オンライン性病検査・診療 |
治療方法 | 内服薬 |
営業時間 | |
当日予約 | - |
24時間予約 | - |
当日発送 | ○ |
オンライン診療 | ○ |
公式サイト | |
メールアドレス | - |
※公的医療保険が適用されない自由診療です。 ※診療メニューや最安値などには、変更や条件がある場合がございます。詳細については、遷移先などでご自身でご確認ください。
プライベートケアクリニック東京
スマホで完結| オンライン診療で対面するのは医師と専門スタッフのみ| 検査キットやお薬はご自宅ポストへ投函|
7項目検査:クラミジア(性器)、淋菌(性器)、HIV、梅毒、B型肝炎、クラミジア(のど)、淋菌(のど) | フル:19,800円 |
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4項目検査 | トータルチェック:14,300円 |
2項目検査:クラミジア(性器)、淋菌(性器) | ベーシック:7,700円 |
5項目検査:クラミジア(性器)、淋菌(性器)、カンジダ、トリコモナス、一般細菌 | レディースおりものチェック:10,450円 |
2項目検査:クラミジア(のど)、淋菌(のど) | ベーシック(のど):7,700円 |
診察料 | 3,300円 |
送料 | |
定額プラン | × |
支払い方法 | クレジットカードでのお支払いとなります。 |
【基本情報】 | |
診療項目 | 性感染症内科 |
治療方法 | 内服薬 |
営業時間 | 11:00~20:00 |
当日予約 | × |
24時間予約 | × |
当日発送 | ○ |
オンライン診療 | ○ |
公式サイト | |
お問い合わせ |
※公的医療保険が適用されない自由診療です。 ※診療メニューや最安値などには、変更や条件がある場合がございます。詳細については、遷移先などでご自身でご確認ください。
性感染症は、性器周辺に発症するケースが多いですが、喉や口に感染する性感染症もあります。
さらに、症状が風邪やインフルエンザに似ているものまで、さまざまです。
症状を見ただけでは、どの性感染症なのか一概にはいえませんし、一般の方が判断するのは難しいのではないでしょうか。
性感染症には、軽症で済むケースもあれば、重症化し、健康に悪影響を与えるケースもあります。
そのため、性感染症が疑われる症状がある場合は、性感染症の診療ができるクリニックに、なるべく早く相談し、治療を開始するのがおすすめです。