低用量ピルは「LD」、超低用量ピルは「ULD」とも呼ばれ、生理日の移動・避妊・月経困難症の改善を目的に処方される薬です。
女性ホルモンを意図的に服用することで、高い避妊効果や月経困難症、子宮内膜症などの改善が期待できます。
子宮内膜が厚くなりにくくなるため、避妊効果が期待できる仕組みです。
低用量ピルは、LDのほかにOCともいわれ、継続的に服用する経口避妊薬として使用されることもある薬です。
超低用量ピルは、子宮内膜症などの治療に用いられるLEPとも呼ばれます。
生理日を移動させたい方や避妊をしたい方、月経困難症を改善したい方など、女性特有の悩みを持つ方は少なくありません。低用量ピルと超低用量ピルは、そうした悩みを軽減するために使われる薬です。中用量ピルより体への負担も少ないとされていることからピルを服用している方の多くはまず低用量ピルや超低用量ピルから始めます。
しかし、低用量ピルと超低用量ピルの具体的な効果を知らない方や「デリケートなところに作用する薬だし副作用があるのでは?」と考える方もいるのではないでしょうか。
本記事では、低用量ピルと超低用量ピルの効果やメリット、種類などについてご紹介します。
ピルの服用を迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
※情報提供元: anypill、CLINIC FOR、mederi Pill
ディレクター歴9年・ライター歴2年。情報をまとめることに情熱と脂肪を燃やしています。
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INDEX
低用量ピルは「LD」、超低用量ピルは「ULD」とも呼ばれ、生理日の移動・避妊・月経困難症の改善を目的に処方される薬です。
女性ホルモンを意図的に服用することで、高い避妊効果や月経困難症、子宮内膜症などの改善が期待できます。
子宮内膜が厚くなりにくくなるため、避妊効果が期待できる仕組みです。
低用量ピルは、LDのほかにOCともいわれ、継続的に服用する経口避妊薬として使用されることもある薬です。
超低用量ピルは、子宮内膜症などの治療に用いられるLEPとも呼ばれます。
中用量ピルは、卵胞ホルモンの含有量が低用量ピルよりさらに多く、0.05mg以上です。
中用量ピルは、生理日の調整・経困難症・生理不順の改善・避妊などに使われます。
避妊に失敗した際に緊急避妊薬として使われることもあります。
成分としては強いため、副作用のリスクは低用量ピルよりも高いです。
アフターピルは、性行為の際、避妊ができなかった場合に服用します。
低用量ピルや超低用量ピルのように、生理日移動や月経困難症の改善目的では使用しません。
効果を得るには性行為から72時間以内に服用する必要があり、服用タイミングが早ければ速いほど高い確率で妊娠を防ぐ効果があるとされています。
保険適用されるかどうかは、ピルの服用目的によって異なります。病気の治療目的の場合に、保険が適用されるためです。
月経困難症や子宮内膜症、月経前症候群などの改善を目的とした場合、病気の治療にあたるため、保険が適用されます。
しかし、避妊や生理日の移動は治療目的とは判断されないため、保険は適用されません。
なお、処方を受ける際に、本来は治療目的ではないにも関わらず費用を安く抑えるために治療目的だと嘘をつくのはやめましょう。目的や用途によって処方される薬の内容や分量が変わるため、嘘をつくと希望している効果が得られない可能性があります。
ピルが最初に作られたのは、1960年代です。
高用量ピルが使われていましたが、成分の強さによる胃腸障害や血栓症などのリスクが問題になりました。
その後、1973年に開発されたのが低用量ピルです。
低用量ピルの開発により、副作用のリスクは大きく緩和されました。
ただし、日本で低用量ピルが認可されたのは、1999年のことです。
国連加盟国のなかでも遅い承認でした。
現代では、さまざまな種類のピルが開発され、流通しています。
クリニックによって取り扱いのあるもの、ないものが異なるため、注意しましょう。
低用量ピル・超低用量ピルの効果として期待されるのは、避妊効果や生理痛の緩和などです。
女性の体では生理が近づくと、排卵し、卵胞ホルモンや黄体ホルモンを放出します。
その後、妊娠のために子宮内膜が厚くなっていき、妊娠しなければ子宮内膜が剥がれ、体外へ排出するのが生理です。
ピルを服用すると、卵胞ホルモンと黄体ホルモンが体に入るため、生理前の状態であると脳が勘違いします。
脳は「すでにホルモンがあるから、追加で命令はいらない」となり、卵巣に排卵を命じません。排卵が起こらなければ、妊娠もしない仕組みです。
経口避妊薬の効果は、厚生労働省の「経口避妊薬(OC)の有効性についてのとりまとめ」でも集計されており、約99%の方に避妊効果がありました。
また、ピルに含まれるホルモン量は少ないため、子宮内膜も薄い状態となります。
子宮内膜が薄いと、生理の際に子宮内膜を外へ出すための収縮が和らぎ、生理痛の緩和も期待できます。
低用量ピル・超低用量ピルの主なメリットは以下のとおりです。
低用量ピル・超低用量ピルのメリット例
生理のタイミングや避妊に関するメリットの他に、月経困難症やPMSなどの女性特有の症状緩和にも効果があるとされています。
この章では、メリットを一つひとつ解説します。
低用量ピル、超低用量ピルともに、生理日を移動するのに使われます。
生理を避けたい日に対して、早くするか遅くするかによって服用方法が異なるため、注意が必要です。
生理を避けたい日よりも生理を早めたい場合、その日より1つ前の生理が始まってから服用を開始します。
14日間以上ピルを服用したあと、服用を止めると2~3日後に生理がくる仕組みです。
生理を避けたい日より前に生理がくることで、当日はピルを服用せずにすみます。
この方法では、1つ前の生理からスケジューリングを考えることが必要です。
生理を早めたい場合、1つ前の生理が始まってからピルを服用する必要があります。
服用期間は14日以上で、服用を止めると2〜3日後に生理が来ます。
この方法は、1つ前の生理からスケジュールを考えなくてはなりませんが、生理を迎えたくない日の当日にピルを服用する必要がないこと点がメリットです。
生理を遅らせたいときは、生理予定日の1週間ほど前から服用を開始します。
その後、避けたい日が終わるまで服用を続けることで、生理を遅らせられます。
生理日がはっきりしない場合は、早める方法がおすすめです。
月経困難症とは、生理のときに体に起こる諸症状のことです。
日本産婦人科医会では月経困難症を「月経に随伴して起こる病的症状」としています。
出典:公益社団法人 日本産婦人科医会「(1)月経困難症」
子宮が強い収縮をすると生理痛や吐き気、食欲不振などの症状が現れる仕組みです。
低用量ピルや超低用量ピルには、子宮の収縮を和らげる効果が期待できます。
そのため、重い生理痛をはじめとする月経困難症の改善が可能です。
また、低用量ピル、超低用量ピルには子宮内膜を薄くする効果もあります。
子宮内膜が薄くなると、生理のときの出血量が減少するため、過多月経の改善にもつながります。
月経前症候群は、生理がくる5日ほど前から症状が現れ、生理がくるとともに症状が消えていくことが特徴です。
日本産婦人科医会では、月経前症候群を「月経前、3~10日の間続く精神的あるいは身体的症状で、月経開始とともに軽快ないし消失するもの」としています。
出典:日本産婦人科医会 「月経前症候群(premenstrual syndrome : PMS)」
精神面での症状は情緒が不安定になったり、気分が落ち込んだりします。
身体的症状は、頭痛やむくみ、胸の張りなどです。
これらの症状が現れるのは、排卵後に放出されるプロゲステロンという成分が原因であると考えられています。
低用量ピルや超低用量ピルを服用すると、排卵を抑えられるため、こうした月経前症候群の諸症状の改善が期待できます。
月経不順とは、25~38日周期とされる生理周期が乱れている状態のことです。
正常な周期より早く生理がくることを「頻発月経」、39日以上3カ月未満の周期の場合は「稀発月経」、3ヶ月以上生理がない状態を「無月経」といいます。
ストレスや過度のダイエットなど、さまざまな理由によりホルモンバランスが乱れることで、症状が現れます。
低用量ピルや超低用量ピルを服用すると、ホルモンバランスを整えることが可能です。
生理周期が整いやすくなるため、生理不順の改善が期待できます。
子宮内膜症は、本来子宮の中にある子宮内膜が、逆流により卵管や卵巣など、子宮とは別の場所にできることです。
生理となって外に出せる子宮内とは違い、卵巣や卵管は子宮内膜ができても外へ出す道がありません。時間経過とともに増殖し、そのまま減らずに増え続けるため、激しい痛みが起こる仕組みです。
低用量ピル、超低用量ピルを服用すると、生理時の血液量が減少します。
そのため、子宮内膜が逆流しにくくなり、子宮内膜症の予防が可能です。
さらに、子宮内膜症は、妊娠することで症状が緩和するとされています。
ピルを服用すると、排卵を抑え、胎内が妊娠している状態に近くなるため、子宮内膜症の症状が軽減されます。
ピルを服用すると、卵巣がんや子宮体がんの予防につながるといわれています。
5年服用を続ければ、卵巣がんの発生率を30%減少させるというデータも。
子宮体がんでは、4年使用で約60%のリスク軽減ができると考えられています。
ピルを服用することでがんのリスク軽減ができるのは、ピルの排卵を抑制する効果が関係しているといわれています。
また、ピルの服用によりがんの原因とされるストレスが軽減されることも、予防効果の要因の一つです。
低用量ピルは、継続的に服用することで避妊効果が期待できます。
ピルに含まれている卵胞ホルモンと黄体ホルモンは、生理前に体内で分泌される成分です。
脳が体に命令を出す前に摂取することで、疑似的に生理前の状態を作り上げます。
すると、脳が「体にもう排卵の指示を出す必要はない」と勘違いし、命令をストップ。少ない女性ホルモンのため、子宮内膜もあまり厚くなりません。
そのため、妊娠がしにくくなるのです。
低用量ピルは、コンドームと比較しても高い避妊効果を誇ります。
妊娠阻止率は、99%です。
ただし99%の妊娠阻止率の数字どおりの効果が期待できるのは、継続して服用した場合に限ります。
何度も飲み忘れてしまったり、飲み合わせの悪い薬を併用したりすると、効果がでにくくなるため、注意が必要です。
また、妊娠阻止率は高くなっていますが、性感染症は防げません。万が一のときも考えて、性行為をする際はコンドームも併用することをおすすめします。
低用量ピル、超低用量ピルのデメリットは以下のとおりです。
低用量ピル、超低用量ピルのデメリット例
低用量ピル・超低用量ピルの副作用の症状として指摘されているのは、吐き気・頭痛・むくみ・不正出血などです。
一般的に副作用のリスクは低いとはいわれているものの、体調や体質によって不調を感じる場合もあります。
何か異変を感じたら、早急に医師に相談しましょう。
また、ピルを服用すると、血栓症になるリスクもあります。
急激な息切れ・胸部の痛み・足のむくみ・視力の低下などは、血栓症の初期症状の可能性があるため、早急に医師に相談しましょう。
なお、病気の治療目的でないピルの服用は、保険適用外です。クリニックによっては値段が高く設定されている場合もあるため、注意しましょう。
低用量ピルと超低用量ピルには数多くの種類があります。
種類によって効果に大きな差はありませんが、薬によっては合う、合わないがあるため、注意が必要です。
低用量ピル・超低用量ピル一覧
名称 | 種類 | OC(保険適用外)・LEP(保険適用) | 世代・一相性・三相性 |
---|---|---|---|
ルナベルLD | 低用量ピル | LEP | 第一世代・一相性 |
ルナベルULD | 超低用量ピル | LEP | 第一世代・一相性 |
フリウェルLD | 低用量ピル | LEP | 第一世代・一相性 |
フリウェルULD | 超低用量ピル | LEP | 第一世代・一相性 |
シンフェーズ | 低用量ピル | OC | 第一世代・三相性 |
トリキュラー | 低用量ピル | OC | 第二世代・三相性 |
ラベルフィーユ | 低用量ピル | OC | 第二世代・三相性 |
ジェミーナ | 超低用量ピル | LEP | 第二世代・一相性 |
アンジュ | 低用量ピル | OC | 第二世代・三相性 |
マーベロン | 低用量ピル | OC | 第三世代・一相性 |
ファボワール | 低用量ピル | OC | 第三世代・一相性 |
ヤーズ | 超低用量ピル | LEP | 第四世代・一相性 |
ヤーズフレックス | 超低用量ピル | LEP | 第四世代・一相性 |
ドロエチ | 超低用量ピル | LEP | 第四世代・一相性 |
低用量ピル、超低用量ピルのほかに、一相性と三相性のものがあります。
ここでは、それぞれの違いについて解説します。
低用量ピルと超低用量ピルは、含まれている成分は同じですが、卵胞ホルモンの含有量が異なるのが特徴です。
低用量ピルは卵胞ホルモンが0.05mg未満のモノを指すのに対し、超低用量ピルは、卵胞ホルモンの含有量が0.03mg未満のものを指します。
なお、超低用量ピルは種類によって避妊効果の検証が行われていない場合もあるため、避妊目的の場合は医師に確認しましょう。
また、低用量ピル、超低用量ピルともに一相性タイプと三相性タイプがあります。
一相性タイプは、服用するホルモン量がすべて同じなのが特徴です。
三相性タイプは、実際の生理周期と同じくホルモン量が徐々に増えていきます。
低用量ピルは、第1~3世代に分けられます。
各世代の低用量ピルは、以下のとおりです。
ピルの種類 | 世代 | 効果 |
---|---|---|
フリウェルLD | 第1世代 | ・生理時の出血量抑制 |
ルナベルLD | 第1世代 | ・生理時の出血量抑制 |
シンフェーズ | 第1世代 | ・生理時の出血量抑制 |
トリキュラー | 第2世代 | ・安定した生理周期 |
アンジュ | 第2世代 | ・安定した生理周期 |
ラベルフィーユ | 第2世代 | ・安定した生理周期 |
マーベロン | 第3世代 | ・ニキビの改善 |
ファボワール | 第3世代 | ・ニキビの改善 |
第1世代では、ノルエチステロンという黄体ホルモンが使われています。
日本で最初に承認された低用量ピルです。生理時の出血量を抑制しやすいため、月経困難症などの治療にもよく使われます。
第2世代で使われているのは、レボノルゲストレルという黄体ホルモンです。
安定した生理周期を作りやすいのが特徴で、ピルを服用することによる不正出血も起こりにくいとされています。
第3世代の黄体ホルモンは、デゾゲストレルです。
にきびや多毛症にも効果があるとされています。
超低用量ピルも、低用量ピルと同様に世代があり、第1~4世代に分けられます。ただし、第3世代で超低用量に分類されるものはありません。
各世代の超低用量ピルは、以下のとおりです。
ピルの種類 | 世代 | 効果 |
---|---|---|
フリウェルULD | 第1世代 | ・生理時の出血量抑制 |
ルナベルULD | 第1世代 | ・生理時の出血量抑制 |
ジェミーナ | 第2世代 | ・安定した生理周期 |
該当なし | 第3世代 | 該当なし |
ヤーズ | 第4世代 | ・副作用のリスクを抑えて服用できる |
ヤーズフレックス | 第4世代 | ・副作用のリスクを抑えて服用できる |
ドロエチ | 第4世代 | ・副作用のリスクを抑えて服用できる |
超低用量ピルは、主に治療薬として処方されるため、保険適用になるのが特徴です。
世代ごとの効果は、低用量ピルと大きな差はありません。
なお、第4世代は超低用量ピルのみです。
ドロスピレノンという黄体ホルモンが使用されており、副作用のリスクがほかの世代よりさらに低いとされています。
子宮内膜症やPMS、月経困難症などの治療を目的に使用される薬です。
低用量ピル・超低用量ピルは、避妊目的や月経困難症の改善目的で服用する場合と、生理日を移動させる場合で服用方法が異なります。
避妊目的や月経困難症などの病気の治療目的で服用する場合は、21日分服用したあと、7日間休薬期間を設けるのが特徴です。
休薬期間とは、ホルモンを含まれたピルを服用しない期間のこと。
ピルの種類によっては、プラセボといって、ホルモンが含まれていない偽薬を飲む場合もあります。
その後、また21日間服用する、というサイクルを繰り返します。
いっぽう、生理日を移動する場合は、早めたいのか、遅くしたいのかを決めておきましょう。
早くする場合は、1つ前の生理が始まったら服用を開始し、14日以上飲んでから服用を止めます。
遅くする場合は、生理を避けたい日の1週間ほど前から服用を開始し、避けたい日が過ぎてから服用を止めると生理がくる仕組みです。
低用量ピル・超低用量ピルともに継続して服用するため、飲み忘れには注意しましょう。
生理日の移動を目的とする場合、飲み忘れると想定より早く生理日がくることになります。
1日飲み忘れた場合は、その日のうちに忘れた分と当日分とを服用すれば問題ありません。
しかし、1日に3錠は服用できないため、2日飲み忘れると、目的のところまで生理日を移動できなくなります。
また、避妊目的で服用している場合、飲み忘れは避妊の失敗につながるため、注意が必要です。
もし飲み忘れてしまったときは、性行為は控えましょう。
さらに、ピルをほかの薬と併用する場合は、必ず医師に確認しておきます。組み合わせによっては、ピルの効果を弱めてしまう可能性もあるためです。説明しにくいときは、お薬手帳を持っていくことをおすすめします。
低用量ピルと超低用量ピルの値段目安をご紹介します。クリニックを選ぶ際のチェックポイントでもあるため、参考にしてみてください。
なお、価格は1ヶ月分(1シート)です。
低用量ピル一覧
ピルの種類 | 世代 | 値段(税込) |
---|---|---|
フリウェルLD | 第1世代 | 約1,500~2,000円 |
ルナベルLD | 第1世代 | 約2,000~2,500円 |
シンフェーズ | 第1世代 | 約2,500円 |
トリキュラー | 第2世代 | 約2,500~3,000円 |
アンジュ | 第2世代 | 約2,500円 |
ラベルフィーユ | 第2世代 | 約2,000~2,500円 |
マーベロン | 第3世代 | 約2,500~3,000円 |
ファボワール | 第3世代 | 約2,000円 |
超低用量ピル一覧
ピルの種類 | 世代 | 効果(税込) |
---|---|---|
フリウェルULD | 第1世代 | 約1,500~2,000円 |
ルナベルULD | 第1世代 | 約2,000~2,500円 |
ジェミーナ | 第2世代 | 約2,500~3,000円 |
ヤーズ | 第4世代 | 約2,000~2,500円 |
ヤーズフレックス | 第4世代 | 約2,000~2,500円 |
ドロエチ | 第4世代 | 約1,000円 |
前述の通り、保険適用されるかどうかは、ピルの服用目的によって異なります。病気の治療目的の場合に、保険が適用されるためです。
月経困難症や子宮内膜症、月経前症候群などの改善を目的とした場合、病気の治療にあたるため、保険が適用されます。
しかし、避妊や生理日の移動は治療目的とは判断されないため、保険は適用されません。
低用量ピルと超低用量ピルを服用する際、注意点もあります。副作用が起こった際、落ち着いて対応できるようにチェックしておきましょう。
低用量ピルや超低用量ピルには、以下の副作用が現れることがあります。
低用量ピル・超低用量ピルの副作用例
中用量ピルよりもリスクは低いものの、副作用が現れる可能性はゼロではありません。
もし副作用が出ても、2~3ヶ月服用を続ければ治まる場合が多いため、まずは継続することが大切です。2~3ヶ月経っても症状が治まらないなど、気になることがあれば医師に相談しましょう。
なお、ピルを服用してはいけない禁忌事項もあります。
該当する場合は医師に必ず伝えて、服用は控えましょう。
ピルの副作用についてもっと知りたい方は、こちらの『ピルの副作用と飲み方まとめ』をご覧ください。
ピルのリスクに血栓症があります。
血栓症ガイドブックによると、血栓症は血のかたまりが血管につまる病気です。エコノミークラス症候群や脳梗塞も、血栓症により引き起こされます。
出典:日本血栓止血学会「血栓症ガイドブック」
ピルを服用したあと、ふくらはぎの痛みやむくみ、激しい頭痛など、血栓症の前触れの症状が現れたらすぐに病院で検査しましょう。
前兆として、めまいや失神、言語障害が起こるケースもあります。
血栓症は心筋梗塞など重篤な症状を引き起こす場合もゼロではないため、早めの受診が大切です。
低用量ピルと超低用量ピルをもらう際の流れや、ピルをもらうクリニックの選び方をご紹介します。はじめてクリニックを利用する方は、参考にして、自分に合うクリニックを見つけてみてください。
ピルを処方してもらう流れは、以下のとおりです。
1.クリニックの予約
クリニックに受診する前に予約が必要な場合があります。予約の必要性の有無や取り方はクリニックによって異なるため、必ずホームページや電話問い合わせをして事前に確認しましょう。
2. 問診票の記入
受診日にクリニックにいったら、問診票に記入します。ピルを処方してもらう目的や過去の服用歴など、記入漏れがないように注意しましょう。
3. 診察を受ける
診察では、ピルを処方しても問題ないかなどを確認します。状況によっては処方してもらえない可能性もあることは理解しておきましょう。
診察をした上で何も問題がなければ、ピルの服用方法や注意点、副作用などが説明されます。
疑問がある場合は、このときに聞いておくのがおすすめです。
4. ピルを処方してもらう
診察が終わると、会計です。クリニックによっては、一定期間が経てば数ヶ月分をまとめて処方してもらえるケースもあります。
低用量ピルや超低用量ピルを処方してもらいたい場合は、産婦人科やレディースクリニックを受診します。
なお、直接クリニックへ行けない場合は、ピルのオンライン処方も検討しておきましょう。
クリニックの選び方のポイント
低用量ピルや超低用量ピルをもらう目的は人によって異なります。
生理日を移動したい、避妊したいなどの目的の場合は、保険が適用されません。月経困難症の改善などを目的とする場合は、保険が適用されます。
また、低用量ピルでの避妊と、アフターピルでの緊急避妊では目的や薬が異なるので注意が必要です。
また、目的によって服用方法も異なるため、注意が必要です。
避妊目的や月経困難症の改善目的なら、継続的に服用しますが、生理日を移動させたい場合はタイミングがあります。
目的をはっきりしないままクリニックで処方されると、適切な服用タイミングが分からない可能性も。
目的に沿った服用方法を聞くためにも、目的をはっきりさせておきましょう。
なお、処方してもらいたいピルが対応しているのか、事前に調べておくことがおすすめです。
クリニックの公式サイトなどで確認できます。分からない場合は、問い合わせてみてください。
低用量ピル、超低用量ピルは、保険適用になる場合とならない場合があります。
保険適用になった場合は値段を安く抑えられますが、保険適用外の場合は自由診療扱いのため全額自己負担です。
クリニックごとに値段が異なるため、相場よりも高いと感じる場合は、公式サイトや問い合わせてチェックしてみましょう。
他クリニックと比較すると、処方の仕方やオプションなどがある場合もあるので、自分にあったクリニックを選ぶことが大事です。
ピルを処方してくれるクリニックが近所にあるとは限りません。
その場合におすすめなのがオンラインクリニックです。
オンラインクリニックでは、画面上のやり取りで診察から薬の処方までをクリニックに行くことなく、ネットやアプリ上で終わらせられます。
すきま時間を利用して申し込めるところも多く、忙しくてクリニックへ直接行く時間がない方にもおすすめです。
オンラインクリニックは、スマートフォンかパソコンがあればだれでも利用できます。
自宅にピルを直接郵送でもらえる場合もあり、周囲の方にピルを服用していることがバレません。
診察方法は電話やLINE、ビデオ通話などさまざまな方法があるため、自分に合った利用手段を見つけてみてください。
低用量・超低用量ピルのオンラインクリニックをまとめました。
PR
クリニック名 | anypill [PR] | CLINIC FOR [PR] | mederi Pill [PR] |
---|---|---|---|
ポイント | ・24時間診療 ・最短翌日お届け ・プライバシーに配慮した梱包でお届け | ・土日祝OK・当日診療OK ・ご利用が初めての方限定 初診料無料&初月のお薬代30%OFF ※適用条件あり ・定期割引15%OFF ・最短翌日お届け ・プライバシーに配慮した封筒でお届け ・診療実績2,000,000件突破 ※2020年4月〜2023年6月当院のオンライン診療実績(お薬の発送実績を含む) | ・初月ピル代・診療代0円の定期便プラン ・さらに送料までお得になるおまとめプランも ・低用量ピル・超低用量ピルは診察代0円 ・プラチナ会員(1年継続会員)は毎月のピル代10%OFF ・最短当日発送 ・LINEで服用中もサポート ・プライバシーに配慮した封筒でお届け ・オリジナルピルケースプレゼント ※3シート目お届け時にプレゼント。一部薬品は製薬会社の専用ピルケース。 |
診療メニュー例 | ・アフターピル ・月経移動ピル ・低用量ピル ・超低用量ピル | ・アフターピル ・中用量ピル ・低用量ピル ・超低用量ピル | ・アフターピル ・中用量ピル ・低用量ピル ・超低用量ピル ・副作用緩和薬 |
月あたりの最安値(目安) | - | - | - |
治療方法 | ピル | ピル | ピル |
処方薬 | アフターピル ・エラ ・レボノルゲストレル 月経移動ピル ・プラノバール 低用量ピル ・ファボワール ・ラベルフィーユ ・トリキュラー ・シンフェーズ ・アンジュ ・マーベロン ・ルナベル配合錠LD ・フリウェル配合錠LD 超低用量ピル ・ドロチエ配合錠 ・ヤーズ ・ヤーズフレックス ・フリウェルULD ・ルナベルULD 吐き止め薬 ・プリンペラン | アフターピル ・お問い合わせください 中用量ピル ・お問い合わせください 低用量ピル ・マーベロン ・トリキュラー ・ラベルフィーユ ・アンジュ ・ファボワール ・その他低用量ピル 超低用量ピル ・お問い合わせください | アフターピル ・ノルレポ ・レボノルゲストレル 中用量ピル ・プラノバール 低用量ピル ・ファボワール ・ラベルフィーユ ・トリキュラー ・シンフェーズ ・アンジュ ・マーベロン 超低用量ピル ・ドロチエ ・ヤーズ ・ヤーズフレックス ・フリウェルULD ・ルナベルULD 副作用緩和薬 |
診療可能時間 | 24時間 | 7:00〜24:00 | 7:00〜24:00 |
オンライン診療 | ○ | ○ | ○ |
お申込先 | 公式サイトへ | 公式サイトへ | 公式サイトへ |
※英語あいうえお順で掲載しています。 ※肥満外来での診療ではなく、公的医療保険が適用されない自由診療としての情報になります。 ※クリニックによっては代替薬もしくは剤形違いのお薬でのご案内となる可能性がございます。 ※診療メニューや最安値などには、変更や条件がある場合がございます。詳細については、遷移先などでご自身でご確認ください。
anypill [PR]
アフターピル・月経移動ピル・低用量ピル・超低用量ピルの処方ができるオンラインクリニックです。15時までに処方・支払い完了で当日発送が可能です。
アフターピル | 3個セットプラン:36,300円 【低用量ピルセット】 【妊娠検査薬セット】 |
---|---|
アフターピル | 3個セットプラン:27,500円 【低用量ピルセット】 【妊娠検査薬セット】 |
月経移動ピル | 毎月発送プラン:4,378円/月 |
低用量ピル | 毎月発送プラン:2,563円/月 |
低用量ピル | 毎月発送プラン:2,563円/月 |
低用量ピル | 毎月発送プラン:2,563円/月 |
低用量ピル | 毎月発送プラン:2,563円/月 |
低用量ピル | 毎月発送プラン:2,563円/月 |
低用量ピル | 毎月発送プラン:2,563円/月 |
低用量ピル | 毎月発送プラン:8,140円/月 |
低用量ピル | 毎月発送プラン:3,663円/月 |
超低用量ピル | 毎月発送プラン:4,510円/月 |
超低用量ピル | 毎月発送プラン:9,570円/月 |
超低用量ピル | 毎月発送プラン:9,900円/月 |
超低用量ピル | 毎月発送プラン:4,180円/月 |
超低用量ピル | 毎月発送プラン:7,678円/月 |
吐き止め薬 | プリンペラン7錠:1,000円 |
診察料 | 2,200円 |
送料 | 550円 |
定額プラン | ○ |
支払い方法 | クレジットカード、後払い(手数料248円) |
【基本情報】 | |
診療項目 | アフターピル、月経移動ピル、低用量ピル、超低用量ピル |
治療方法 | ピル |
営業時間 | 24時間 |
当日予約 | ○ |
24時間予約 | ○ |
当日発送 | ○ |
オンライン診療 | ○ |
公式サイト | |
お問い合わせ先 | LINE、フォーム |
【それぞれの薬について】 | |
アフターピル エラについて |
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アフターピル レボノルゲストレルについて |
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アフターピルについて |
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中用量ピルについて |
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低用量ピル・超低用量ピルについて |
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※PR ※公的医療保険が適用されない自由診療です。 ※毎月発送プランは毎月1シートをお届けする定期プランです。2回目は18日後、3回目以降は28日毎に自動でお届けします。 ※12ヵ月一括プランは12シートをまとめてお届けする定期プランです。2回目以降は初回発送から10ヵ月毎に自動でお届けします。 ※定期継続回数のお約束はありません。 ※プラン解約希望の方は次回発送予定日より20日前にカスタマーサポートへお問い合わせフォームまたは公式LINEでご連絡ください。 ※処方された医薬品は、健康保険法上の「療養の給付」に関わるものでキャンセル・返品は行うことができません。 ※15時までに処方、お薬代のお支払い完了で当日発送いたします。 ※診療メニューや最安値などには、変更や条件がある場合がございます。詳細については、遷移先などでご自身でご確認ください。
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アフターピル・月経移動ピル・低用量ピル・超低用量ピルの処方ができるオンラインクリニックです。 ※1 2020年4月〜2023年6月当院のオンライン診療実績(お薬の発送実績を含む)※2 クーポンコードの入力が必要(TRYPILL)。お薬の処方がない場合は診察料がかかります。定期処方のみ。超低用量ピルは対象外。2回目以降は2,783円/月。配送料別途550円必要
アフターピル | 詳細はお問い合わせください |
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中用量ピル | 詳細はお問い合わせください |
低用量ピル | マーベロン・トリキュラー・ラベルフィーユ・アンジュ・ファボワール・その他・単品も可 |
超低用量ピル | 詳細はお問い合わせください |
初回割引キャンペーン | 定期配送・初めての方限定で初診料無料+お薬30%OFF ※クーポンコードの入力が必要(TRYPILL)。 |
定期割引 | 15%OFF |
診察料 | 1,650円 |
送料 | 550円 |
定額プラン | ○ |
支払い方法 | クレジットカード、GMO後払い |
【基本情報】 | |
診療項目 | アフターピル、月経移動ピル、低用量ピル、超低用量ピル |
治療方法 | ピル |
営業時間 | 7:00〜24:00 |
当日予約 | ○ |
24時間予約 | ○ |
当日発送 | ○ |
オンライン診療 | ○ |
公式サイト | |
お問い合わせ先 | フォーム |
【それぞれの薬について】 | |
低用量ピルの副作用について | 吐き気やだるさが出ることがあります。症状が酷かったり長引く場合には、お薬が体に合っていない可能性もあるため、再受診し、医師と相談するようにお願いします。 |
※PR ※CLINIC FORの情報提供元:CLINIC FOR ※公的医療保険が適用されない自由診療です。 ※診療メニューや最安値などには、変更や条件がある場合がございます。詳細については、遷移先などでご自身でご確認ください。
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アフターピル・月経移動ピル・低用量ピル・超低用量ピルの処方ができるオンラインクリニックです。初月ピル代・診療代0円の定期便プランや、さらに送料までお得になるおまとめプランも。
アフターピル | ノルレポ レボノルゲストレル |
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中用量ピル | プラノバール |
低用量ピル | ファボワール・ラベルフィーユ・トリキュラー・シンフェーズ・アンジュ・マーベロン2,970円 |
低用量ピル | 初月ピル代・診察代0円 【定期便プラン】 【3シートおまとめプラン】 【6シートおまとめプラン】 |
超低用量ピル | ドロエチ・フリウェルULD ヤーズフレックス・ルナベルULD ヤーズ |
副作用緩和薬 | 吐き気止め、痛み止め、むくみ緩和の副作用緩和薬 |
プラチナ会員 | 10%OFF |
診察料 | 1,650円 |
送料 | 550円 |
定額プラン | ○ |
支払い方法 | クレジットカード・Paidy |
【基本情報】 | |
診療項目 | アフターピル、月経移動ピル、低用量ピル、超低用量ピル |
治療方法 | ピル |
営業時間 | 7:00〜24:00 |
当日予約 | ○ |
24時間予約 | ○ |
当日発送 | ○ |
オンライン診療 | ○ |
公式サイト | |
お問い合わせ電話番号 | 03-6824-7255 |
【それぞれの薬について】 | |
ピルについて |
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副作用について | こちらの公式サイトの副作用リスクをご確認ください。 |
処方を行っていない方 | - 年齢が46歳以上である ※40〜45歳は処方可能ですが慎重投与となります。 |
※PR ※公的医療保険が適用されない自由診療です。 ※診療メニューや最安値などには、変更や条件がある場合がございます。詳細については、遷移先などでご自身でご確認ください。 ※診療は提携クリニックの産婦人科医が行います。
低用量・超低用量ピルについて、よくある疑問をまとめました。
A.個人輸入は絶対にしてはいけません。
通販サイトで購入できる場合もありますが、その業者が信頼できるかどうかは分からないためです。
海外から輸入されたもののなかには、偽物の薬が混ざっている可能性もあります。偽物を服用すると、重篤な副作用を起こしたり、本来得られるはずの効果が得られなかったりする可能性も少なくありません。
必ずクリニックや薬局で処方してもらいましょう。
もし近くに通いやすいクリニックがない場合は、オンラインクリニックを検討されるとよいでしょう。
なお、海外製の薬自体は問題なく服用できます。正規品のなかには、海外で作られているものもあります。
そのため、正規の手続きを踏んで、医師や薬剤師など専門の方から説明を受けたうえで服用するのは問題ありません。
A.低用量ピルや超低用量ピルを服用したことで、後遺症が残るケースはほとんどありません。
副作用が現れる場合もありますが、2~3ヶ月で治まることがほとんどです。
ただし、服用後に気を付けたい症状として、血栓症があります。血栓症は放置すると、心筋梗塞などの重篤な症状を引き起こす可能性がゼロではありません。
激しい頭痛やめまい、失神など、症状の前兆が現れたら必ず受診して検査を受けましょう。
A.避妊目的で服用する場合、服用を始めて1週間ほどで効果が出るとされています。
1週間の間は避妊効果が期待できません。その間の性行為は控えるか、するならコンドームを着用するなど避妊をしっかり行いましょう。
なお、副作用は飲み始めてから数日、もしくは2~3ヶ月程度続くことがあります。それ以上経過しても副作用の症状が治らない場合は、クリニックで相談しましょう。
A.低用量ピルや超低用量ピルは、あくまで生理日をずらしたり、ホルモンバランスを整え生理周期を正規のものに戻したりするために服用するものです。
生理を完全に止めることはできません。
ただし、生理時の血液量は減少する傾向にあります。
また、ヤーズフレックスを服用した場合、生理が最長3ヶ月に1度のペースになります。
月経不順などで悩んでいる方は、一度服用を検討してみるのもおすすめです。
ただし、服用は自己判断せず、医師と相談したあとに決めましょう。
A.まず、妊娠中や授乳中にピルを服用することは避けましょう。
妊娠中にピルを飲んで胎児に影響が出たというデータはほとんどありません。
しかし、安全性が確立されているわけではないため、医師に相談するのがおすすめです。
授乳中にピルを服用すると、母乳にピルの成分が移るケースがあります。
赤ちゃんへの影響も考え、もし飲んでしまった場合は一時的に市販のミルクに切り替えるなどで対応しましょう。
授乳中にピルを服用したい場合は、医師に相談するのがおすすめです。
A.生理が始まっていれば、10代からでも服用できます。
生理が始まった直後はホルモンバランスが乱れやすいため、月経困難症などの症状が現れやすい時期です。
早い段階でピルを服用すると、症状を抑えられます。
なお、40歳を過ぎると、服用を止めるように伝えられるケースがあります。
人によって服用を続けられる方、止めた方がよい方がいるため、医師と相談するのがおすすめです。
A.低用量ピルは、正しい服用方法を続けていれば、99%という高い確率で避妊ができます。
ただし、100%ではありません。
確率が低いとはいえ、避妊をしないと妊娠する可能性もあります。
飲み忘れなど、服用方法に間違いがあった場合は、妊娠阻止率も異なるため、注意が必要です。
また、避妊できたとしても、コンドームをしない性行為は性感染症の危険もゼロではありません。
こうした危険から身を守るためにも、コンドームと併用するのがおすすめです。
なお、超低用量ピルは基本的に治療目的で処方されるため、避妊目的では使用しないようにしましょう。
A.ピルの副作用に、むくみや食欲増進があります。
そのため、太ったように感じることはありますが、一時的なものです。
時間経過とともに治っていくため、あまり気にする必要はありません。
A.長期間服用しても、体に影響はありません。
ピルは服用すると排卵を抑制しますが、止めることで徐々に戻り、1~3ヶ月で妊娠できる状態になります。
もし不安があれば、医師に相談するのがおすすめです。
A.基本的に、ピルは生理が始まってから服用を開始する薬です。
しかし、月経不順で長期間生理がきていない場合は、生理がくる前に服用を開始できることもあります。
月経不順を医師に相談し、指示に従って服用しましょう。
低用量ピルと超低用量ピルは、生理日の移動・避妊・生理に関する諸症状の緩和など、さまざまな目的で利用される薬です。
中用量ピルと比べて体への負担も少なく、初めてピルを服用する方におすすめです。
ただし、副作用が起こるリスクはあるため、服用後は体調に注意しましょう。
ピルの処方を受けていることを周りに知られたくない方や、近所にクリニックがない方は、オンラインクリニックの利用がおすすめです。
誰にも知られることなく、自宅で診察から処方までを終わらせられます。郵送でピルを送ってもらえるため、なかなかクリニックに行けない忙しい方でも手軽に利用できるのが特徴です。
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